・機体の特徴
F-201A『フェニックス』の傭兵向け改良型。A3型と呼ばれるこのタイプは、正規軍向けに開発されたD型(発展型新造機)で得られたデータを基に、A型にバージョンアップ(機材の追加と換装、最適化)を施したものである。
主機たる『SES−200』エンジンのハードウェア的な改良が進まぬ中、これまでの運用データの蓄積により制御プログラムの最適化に成功。ソフトウェア側の管理により燃料効率が(わずかながら)改善されたことによりコンフォーマルタンクの位置・形状・材質・容量などが見直された。それに伴い、機体の搭載能力も向上している。
また、ブーストの性能向上により、オーバーブーストの効果も上昇。相変わらず燃料をバカ喰いするものの、練力対効果比は大きく改善されている。
そして、何よりも大きな改善点は、D型、及びこのA3型には、ドローム社がメルス・メス社との「技術交換」で手に入れた『強化変形機構』を取り入れている事である。これにより、変形時の時間的ロスを小さくする事に成功、空中変形中の飛行可能時間が1.5倍に伸長している。
元々、『強化変形機構』に最適化した機体設計ではないため、行動力低減効果は『空中変形スタビライザーB』使用時、それも、『戦闘機形態→人型形態』の時に限定される(※)が、それでも『フェニックス』最大の特徴とも言うべき空中人型攻撃能力は大きく向上したと言えるだろう。
なお、このA3型には当初、『E型』という別の型番が割り当てられるはずであったが、現時点において『強化変形機構』を使用した201は便宜上、統一される事となった為、『D/A3』として一括りに纏められた。
AU-KVに対応している。
(※行動力3であった場合、行動の始めに空中変形を起動、行動力に+1で使える行動力が合計4。歩行形態への変形の行動力を消費せず、攻撃に3行動力を消費した後、飛行形態への変形に行動力1を消費する、といった流れになる)
・機体特殊能力
○『SES-200』オーバーブースト改
大型エンジン『SES-200』のフルポテンシャルを引き出し、機体出力を上昇させる。A、Bとシステムが分かれている。
ブースト使用中のみ使用可能。練力30を追加消費。1ターンの間、攻撃か知覚(選択)に+60が追加され、ブーストの効果に加えて、さらに命中力と回避力に+30の修正を受けることができる。
○空中変形スタビライザーA
『空中変形スタビライザー』のシステム内における、所謂、『ブースト空戦スタビライザー』の部分。単独での使用が可能。
ドローム社のみが開発し、現在もブラックボックスである特殊なブースト時機体安定補助装置。この技術はドローム社が独占しており、一切公開されていない。
無改造時において、練力70を消費。1ターンの間、行動力が1増加する。
○空中変形スタビライザーB+
『空中変形スタビライザー』のシステム内における、『気流制御力場発生装置』。『強化変形機構』の技術が追加されている。
短時間ながら歩行形態での空戦速度での飛行を実現している。赤い力場を形成することによって、変形後はもちろん変形中の気流の乱れも制御し、速度と高度を維持することが可能である。
空中変形スタビライザーA使用中のみ使用可。練力50を追加消費する事で即座に歩行形態へと変形し、短時間、空戦速度での飛行が可能となる。飛行形態への変形には通常通り、1行動力が必要。ターン終了時までに飛行形態に戻らない場合、機体制御の回復が困難になる。
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・機体の特徴
ギガ・ワーム、ビッグフィッシュと言ったバグアの巨大兵器に対する高火力支援攻撃機として発案された、一般的なKVよりも大型の機体。
空戦能力より中・遠距離の砲撃戦に比重を置き、戦車類の展開速度を上回る機動力を与える事で、高火力を有しながらも高い展開能力を有する、重量級KVとなった。但し、前述の機動力云々は、巡航能力と言う意味での機動力を指しており、こと空戦能力に於いては全翼機と言う形質の問題から、近接時での格闘戦などでは他のKVよりもやや低い傾向にある。
兵装は攻撃と命中に特化しており、その反面として知覚は低め。回避能力にも難があるが、防御と抵抗を高めるべく供えられた重装甲が生存率を高めている。また、本機体よりも先に実用化されたフェニックスが搭載している新型KV用エンジン『SES-200』の搭載が決定された事により、過去に問題点として挙げられていた機動力の面がやや改善されている。但し、この機体に搭載する際に独自の調整が行われており、その為にフェニックスが可能としたオーバーブーストを使用するだけの余剰出力はない。
固定武装として、200mmカノン砲を4門装備しており、余剰の装備容量は平均的なKVと大きな差異は見受けられない。また、試験機で採用されていた四連装砲は、生産性の面から二連装連動砲に切り替えられた。試験機同様に飛行形態・KVの双方で使用出来、4門が同時発射される。
バージョンアップにより、性能が向上している。
AU-KVに対応している。
・機体特殊能力
○ファルコン・スナイプA
機体の射撃制御と敵機の進路予測をAIで直接制御・解析することで、ロックオンまでの速度と精度を向上させている。改修前の同システムは便宜上『A』と呼称される。
無改造状態で、練力40を消費することにより、1ターンの間、銃器、遠距離兵器に対し、攻撃と命中に+100の修正を与える。
○ファルコン・スナイプB
ブレス・ノウ Ver.3 (type.B)の行動予測装置を基に、ファルコン・スナイプの照準能力を更に向上させたシステム。AIとの連動の為にSES出力を回す為に、ファルコン・スナイプ/Aよりも兵装に付与されるエネルギーが低下している。改修前の同システムと切替式で使用される為、便宜上『B』と呼称される。
無改造状態で、練力40を消費することにより、1ターンの間、銃器、遠距離兵器に対し、命中に+100の修正と距離修正2分の1を与える。
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・機体の特徴
ドロームが開発した大型全領域対応機、ACS-001Aパピルサグの改良機。
本機の最大の特徴とも言うべき高い拡張性──主に兵装とアクセサリの搭載能力──に関しては、既に改良の余地がないくらい高い完成度を持っている為、主に全領域対応の特性に関して機能性の向上が図られている。
主な改良点は、宇宙での運用も視野に含めた大幅な燃料タンクの容量増加、サブジェネレーターの増設による積載量の向上、水流抵抗の減少による潜水性能の改善、そして、ブラストシザースの射程伸張、などである。
AU-KVに対応している。
●固定武装「ブラストシザース」
蠍の鋏に似た形状の武装内蔵型サブアーム。
爪の間にレーザー砲を搭載し非物理射撃攻撃を行える。
更に通常の腕同様の武装マウントとしても使え、有腕先行艇モードにおける「腕」とは、このブラストシザースである。
なお武装マウントとして使用中は射撃は行えない。
飛行時は関節を畳んでロックされ、固定式レーザー砲として運用可能。
大気中用と水中用のSESを搭載により、レーザー砲としては地上、空中、水中のすべて使用が可能。
ただし、武装マウントとしては空中では使用することが出来ない(空中格闘は出来ない)。
・機体特殊能力
●有腕潜水艇モード
飛行形態から各部を閉鎖して潜航形態へ変形する。形状は飛行形態に準じる。
深度75mまで潜航可能。通常の水中用KVと違い、水中で歩行形態に変形できないが、水中ではブラストシザースが展開することで水中用格闘武器を使用できる。
離着水は水上で行い、高度変更の行動力を消費する。潜航形態と飛行形態の切り替えは離着水の滑走中に行われる。
水中と空中の間を高速で行き来できないことに注意。
●アサルト・フォーミュラ
ブレス・ノウ、アグレッシヴ・ファング、SESエンハンサーを基にした複合強化システム。
出力系統の切り替えによって物理・非物理双方に対応している。
▼アサルト・フォーミュラA
敵機動の予測とSESへのエネルギー付与により一時的に出力を増大させるスキル。
モードAは物理攻撃用。練力を消費し攻撃と命中を高める。
無改造状態で練力20を消費。1ターンの間攻撃・命中に+50の修正を受ける。
アサルト・フォーミュラBとの併用はできない。
▼アサルト・フォーミュラB
敵機動の予測とSESへのエネルギー付与により一時的に出力を増大させるスキル。
モードBは非物理攻撃用。練力を消費し知覚と命中を高める。
無改造状態で練力20を消費。1ターンの間知覚・命中に+50の修正を受ける。
アサルト・フォーミュラAとの併用はできない。
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・機体の特徴
ドローム社開発の電子支援機。
従来の電子支援機があくまでバグア側のジャミングの中和やジャミング等に力点を置いていたのに対し、本機はAWACS(早期警戒管制システム)に近い役割を想定して開発されている。
ただし、単座型の機体ということもあり、AWACSよりも規模の小さなAEW&C(早期警戒および管制)として配備されている。任務としてはFAC(前線航空統制)に近いとの指摘もある。
高性能の電子機器や各種センサーを無数に搭載し、高出力の通信システムで戦域内の味方機へ戦況情報を伝達する事が可能。
単座での指揮管制を補助する為に各種AIによる補助が行われているが、AIによる演算はパフォーマンスを圧迫する為、機体本体の性能を制限してしまう。また、口頭などによる管制活動も、データの確認などで集中力を奪われる為、戦闘行動を取りつつ管制を行う事はあまり推奨されていない。
これは、効果範囲が限定的であるものの、敵機の未来位置や攻撃行動を高精度で予測し、効率的な戦闘行動を可能とするシステムとなっている。
純粋な戦闘能力は最低限の自衛が行えるレベルでお世辞にも高いとは言えない。
また、メインシステムとなるコンピュータ類や各種センサーなど、機体を特徴付けるシステムの多くにブラックボックス化が施されている為、損傷時はユニットごと交換する必要がある。
バージョンアップにより、性能が向上している。
AU-KVに対応している。
・機体特殊能力
○ハイ・コミュニケーター
大出力の発振を行う事で、バグアのジャミング影響下でも強引に通信を確立するシステム。
受信機も高利得のものが用いられており、通常型KVの無線出力でも余程高レベルのジャミング影響下でなければほぼノイズの無い受信が可能。
○タクティカル・プレディレクション
敵機の未来位置や攻撃行動を予測し味方機へ伝達するシステム。
有効範囲が極めて狭いが、有意な未来予測は近距離でしか機能しない事が原因。
稼動パターンが2種設定されており、Aパターンは高精度の未来予測機能であるが電力消費量が極めて大きく、機体コンピュータの演算容量を大きく食う。
その結果として、機体全体の性能が大きく低下する欠点を抱えている。
Bパターンは予測精度を落とし、機体へかける負荷を低減する事で連続的な使用を想定した設定となっている。
以下は未改造状態における数値である。
A:ターン開始時に錬力を80消費。
1ターンの間、機体の攻撃、命中、回避、知覚が−80され、移動力、行動力が−2される。
1ターンの間、半径5スクエア以内の味方機の行動力が+1される。この効果は自機には影響を与えない。同じ能力による重複は発生しない。
B:ターン開始時に錬力を20消費。
1ターンの間、半径5スクエア以内の味方機の回避と命中を+50する。この効果は重複する。
アンチジャミング装置ではない為、各種アンチジャミング装置とも効果が重複する。
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・機体の特徴
ドロームが開発した特殊作戦機、F-196スカイセイバーの改良機。
スカイセイバーは初めから空中変形の使用を前提として設計が行われたKVであり、空中変形を含めた近接戦闘能力の向上が図られている。
A1型は傭兵向けのバージョンアップ仕様で、より一層の空中変型能力の向上と搭載練力量の増加が図られている。
具体的には、『エアロダンサー』へ『強化変形機構』の搭載、『アグレッシヴ・トルネード』の消費練力改善、小型コンフォーマルタンクの追加、といた改良が為されている。しかし、これらは本来、試作機の段階で実用試験が為されていたものであり、ある意味では、今回のバージョンアップでようやく本来の性能を獲得した、と言えるのかもしれない。
『エアロダンサー』と『アグレッシヴ・トルネード』がそれぞれ改良されたことで、一層の『空中変形機』、『近接格闘戦機』の面が強く押し出された形となってはいる。
AU-KVに対応。
・機体特殊能力
○エアロダンサー改
複数に分かれていたシステムを統合して空中変形に特化したシステム。短時間ながら歩行形態での空戦速度での飛行を実現している。白い力場を形成することによって、変形後はもちろん変形中の気流の乱れも制御し、速度と高度を維持することが可能である。
以前のシステムに比べて燃費が大きく改善されたものの、空戦スタビライザー系の行動力増加が搭載されていない。
未改造状態で練力80を消費する事で歩行形態へと変形。空中戦で近接・中距離兵装を使用できるようになる。歩行形態への変型に行動力を消費せず、飛行形態への変形にのみ1行動力が必要。この為、空中変型に関して従来機よりも1行動力少なくて済む。ターン終了時までに飛行形態に戻らない場合、機体制御の回復が困難になる。
○アグレッシヴ・トルネード改
空戦スタビライザー系技術を応用した近接格闘戦用の特殊能力。攻撃の威力を下げることなく、近接・中距離武器の攻撃速度を増加させ、手数を増やす事が出来るようになる。
『エアロダンサー改』使用中にのみ使用可能。未改造状態で練力50を消費する事で、『主兵装限定』、『近接武器・中距離武器限定』による『3回攻撃』(行動1で3回攻 撃。命中判定・弾数消費も通常通り3回行われる)を行う事が出来る。1ターン中に1度のみ使用可能。
地上で使用する場合でも「エアロダンサー」との併用が必須であるが、地上において「エアロダンサー」の具体的な効果は発生しない。
▼アサルト・フォーミュラA
敵機動の予測とSESへのエネルギー付与により一時的に出力を増大させるスキル。
モードAは物理攻撃用。練力を消費し攻撃と命中を高める。
未改造状態で練力20を消費。1ターンの間攻撃・命中に+50の修正を受ける。
アサルト・フォーミュラBとの併用はできない。
▼アサルト・フォーミュラB
敵機動の予測とSESへのエネルギー付与により一時的に出力を増大させるスキル。
モードBは非物理攻撃用。練力を消費し知覚と命中を高める。
未改造状態で練力20を消費。1ターンの間知覚・命中に+50の修正を受ける。
アサルト・フォーミュラAとの併用はできない。
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