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・解説 SoLCはかつてドローム社がシカゴ地下で開発していた対衛星砲であった。 人類にとってそもそも『未踏の領域』と呼んで差し支えなかった制宙権は、バグア襲来直後にあっさりと奪われてしまい、いわばナイフを常に喉元に突きつけられる形となったUPCは、苦肉の策として地上から敵衛星を攻撃する手段を検討したのである。 しかし、完成を間近にしてシカゴは陥落し、バグアの手に落ちてしまう。 現実には衛星まで届く長距離砲撃ではSESの効果が減じてしまう為、バグアのフォースフィールドを貫くことができない。 五大湖解放戦において、バグアに使用されそうになった同兵器をUPCは占拠、解体し、オタワに輸送。 ユニヴァースナイト弐番艦の主砲の技術として応用されることになる。 |
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・解説 「G5弾頭」はスッチーこと「スチムソン博士」からもたらされた情報により、これまで不可分とされた一部の仕組みを外部リソースに委ねる事ができると判明。 その結果、大型ミサイルに搭載可能なレベルにまで小型化できたものである。 基礎はウィリー博士の完成させた設計から変化がない辺りに、天才の発想という物の凄さがあるのだろう。 なお、G5弾頭はその仕組み上、G動力炉を搭載した艦艇、施設でなければ運用できない。 その改良を手がけたのが、故ウィリー博士の長男であるウィリーJrというのは皮肉というよりは必然の結果といえる。 科学者ではなく技術者として偉大な父の影を追い続けていた彼は、「スッチー会談」から得られた情報を元として、実際の製作を指揮、2ヶ月程の短い期間で数基の新型弾頭を完成させている。 「G5弾頭」は運用に専用設備が必要で、時間とコストが大きいのも難点であるが、ウィリーJrによれば、同弾頭の開発は通過点に過ぎないとのことだ。 なお、起動にG動力炉を必要とする条件から、現状ではユニヴァースナイト、ヴァルキリークラスへの配備が優先されている。 将来的にはUPC艦艇に起動用の簡易G動力炉を搭載したミサイル巡洋戦艦の建造も可能であるとウィリーJrは提案している。 画像はUPC艦艇の標準的なVLSの一つであるMk-52で、ウィリーJrの構想ではG5弾頭を搭載可能に改造できるとされる。 |
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