・機体の特徴
銀河重工が開発した高機動・汎用型宇宙用KV。
XGSS-03A「シコン」で実証した技術と、未来科学研究所の「宇宙戦闘機理論」とを掛け合わせた設計がなされている。
本機最大の特徴はメインエンジンのG光線タービンエンジンと8基の小型エミオンスラスターによって構成される、FET(Flexible Emion Thruster)ユニットである。
通常は姿勢制御用に1基のみ搭載されるエミオンスラスターだが、本機は8基もの小型簡易エミオンスラスターをフレキシブルアームに搭載している。一つ一つが展開・可動することでフレキシブルな運用を可能としている。これは「シコン」のテールスタビライザーを援用したものである。
FETユニットにより本機は高い運動性を有し、複雑な機動(FETマニューバ)を行うことが可能となっている。
駆動系には人工筋肉を採用。銀河重工が独自に再設計したブロック型コクピットシステムを搭載。
AU−KV対応。簡易ブースト使用可能。宇宙、空、陸に対応。
>>マニアック解説
・機体特殊能力
○FETマニューバ(Flexible Emion Thruster Maneuver)
機体後部のフレキシブルエミオンスラスターユニットを用いた戦闘機動。
▼FETマニューバA
攻撃機動。練力をSES兵装へ集中し威力を増加させると同時に、8基の展開・可動式エミオンスラスターにより、攻撃に的確な姿勢を取り、また、一時的な加速力を得る。
無改造状態で、練力60を消費し、1ターンの間、攻撃・知覚+100、命中+50、移動+2の修正を受ける。
Bとの併用は出来ない。
▼FETマニューバB
回避機動。8基の展開・可動式エミオンスラスターを用いて瞬時に姿勢制御・回避運動を行う。
無改造状態で練力30を消費し、1ターンの間、回避+100の修正を受ける。
Aとの併用は出来ない。
○超伝導RA
既存の超伝導DC(特殊電磁装甲)を改良し、効率化を図ったリアクティブアーマー(RA)。
エネルギーカートリッジ方式を採用。
無改造状態において、敵の攻撃一回に対して、防御・抵抗+100の修正を受ける。回数制限4。