世界地図

バグア支配地域 競合地域 親バグア政権 中立国
歴史
1990年
1991年
1992年
1996年

1999年
2006年
外宇宙から飛来した未知の生命体により、初めて人類が攻撃を受ける
ブレスト博士の手によってメトロニウム合金が発見される
未確認生命体「バグア」襲来による事件の報告が相次ぐ
スチムソン、ブレスト両博士によりバグアの技術を利用した新技術が次々と生み出される
(エミタの発見、SESの発明)

バグアの大軍が地球へ襲来
10月9日 メトロポリタンX陥落
10月10日 エミタを人体に埋め込む技術が発明される(能力者の出現)
・地球発――2007年9月

 時に1990年、空に赤い星が輝いた時、人類は未知の生命体からの「接触」を受ける。
 後に『バグア』と名乗った異星人。彼らの我々人類に対して行ってきた「接触」とは、友好的なそれではなく、まさしく「攻撃」であり、人類にとって恐怖と憎悪の対象の出現となった。
 散発的に発生し始めた『バグア』の侵略行為に各国政府は個別に応戦したが、結果として人類側の敗北と言っていい事態が続く。
 そんな中、ブレスト博士の手によってメトロニウム合金が発見される――入手したバグアの兵器を分析した結果、得られたものであった。強度と加工性に優れ、後に建築様式などに大きな影響を与えたこの合金は、当時の人類の科学力だけでは到底得られるものではなく、敵バグアの科学力の高さを思い知らされる発見でもあった。
 1992年、バグアの襲来が急激に頻度を増し、人類にとってその対策は既に一刻を争う緊急課題となっていた。  各国政府はブロックラインを設定して独自の対応を図る一方、国連の管轄下にある未来科学研究所では、スチムソン・ブレスト両博士によるバグアへの対抗技術の開発が続けられていた。
 これらの研究成果は1996年に至って徐々に実を結び始め、『エミタ』と呼ばれる希少金属の発見、『スチムソンエネルギーシステム(SES)』の開発など、バグアの技術を利用した新技術が次々と生み出される。
 人類の反攻は一時バグアを駆逐するかに見えたが、1999年、これまでとは比較にならない規模のバグアが大挙して地球に襲来。
 対バグアの戦線は各地で後退を余儀なくされ――西暦2006年10月9日、ついに地球最大の都市であり国連の本拠地であったメトロポリタンXが陥落。
 人類の科学技術の象徴でもあった重要拠点の陥落は人々に絶望にも似た感情を蔓延させた。
 だが、翌10月10日スチムソン・ブレスト両博士を筆頭とする共同チームの発表した新技術は、再び全世界を驚かせた。
 その新技術とは、バグアに対するためにSESを『人体に埋め込む』技術であった。人体が発生するエネルギーと、吸い込んだ水素を体内で結合させ濃縮し、人体の能力を飛躍的に高めるその科学技術は、拒絶反応の関係で装着できる人間が全体の1/1000程度であるというデメリット部分はあるものの、窮地に陥っていた人類の救世主として各国政府・各レジスタンス組織に受け入れられ、圧倒的な賛辞をもって迎えられた。
 エミタに対して拒絶反応を持たない者の一部は、自ら積極的にエミタを身体に埋め込む事によって『能力者』となり、自らが、家族が、友人が、恋人が住む地球を守るため、バグアと戦うことを選んだ。

 メトロポリタンXの陥落から逃れ、人類最後の拠点となった巨大な浮遊島『ラスト・ホープ』。
 未来科学研究所を中核とした画期的な新技術によって、人類の新たな力と希望の光となった『能力者』達。

 2007年9月、人類の存亡を掛けた新たなる戦いの幕が上がる。

 長らく人類の敗北が続いていた戦線であったが、『名古屋防衛戦(通称:Pr)』において対バグア戦初めての、能力者の活躍によって起こった歴史的勝利により、UPC軍は徐々に息を吹き返す。
 そして2008年2月。シカゴ地下でバグアに占領されるまで開発されていた、対衛星用巨大砲『SoLC』がバグアによって開発が進められていたことが契機となり、UPC軍は初めての大規模失地奪還作戦『五大湖解放戦(通称:DoL)』を実行する。
 結果シカゴを開放するには到らなかったものの、SoLCの破壊に成功し、UPCは自信をより確かなものとする。
北アメリカ大陸の情勢
 北米大陸に展開しているUPC軍は旧米軍を母体とした精鋭であり、装備・兵力ともに高い水準にあります。しかし、それを上回る敵勢力の前に劣勢を強いられています。
 UPCは、旧アメリカ合衆国東海岸部のすべての都市と旧アメリカ合衆国中央部諸都市のほとんどから駆逐されてしまっており、現在は五大湖からオタワ(オタワ・フォート)ラインが主な戦闘地域となっています。
 西海岸では これまでバグアの本格的な攻撃が無かったサンフランシスコが、経済軍事の主要な位置をしめています。
 ロサンゼルスでは敵軍の侵入を防ぎきれぬ事態が散発し、占拠はされていないものの治安が悪化しています。

 過去、国連軍中核勢力が展開していた関係上、現在もバグア軍の展開が大規模に行われており、戦力の質、数共に侵攻軍最大となっています。バグア軍の北米大陸本拠地は、旧メトロポリタンXが存在したニューヨーク州付近です。それ以外にもメキシコ湾沿岸部に多数の拠点を持つとされていますが、正確な情報は不明です。
 ワシントン、ニューヨーク、メトロポリタンX上空にギガ・ワームの姿が確認されています。

 旧アメリカ合衆国と東海岸部の多くの都市は地球、バグア両勢力の入り乱れた競合地域になっており、双方のパトロールによる散発的な戦闘が常に行われています。この地域では多くの都市や地域が無人地帯になっていましたが、2008年2月、シカゴ地下でバグアに占領されるまで開発されていた、対衛星用巨大砲『SoLC』がバグアによって開発が進められていたことで、奇妙な膠着が生まれていた北米戦線の状況は一変し、UPC軍が撤退した今でも、緊張度は上昇の一途を辿っています。

 旧アメリカ合衆国南部の破壊を間逃れた地域と中央アメリカ諸国、およびカリブ諸国は、地球側と思われる勢力との連絡が現在まで途絶えているため、完全にバグアの占領下にあると推測されます。

 北米大陸の兵力配置は、現在の主戦闘地域であるオタワ・フォート周辺に全兵力の7割が集中しており、1割は西海岸地域の防衛、その他は競合地域での戦闘や、占領地域の奪還などにあたっています。

・中立国コスタリカ
 もともと国軍がないコスタリカは戦闘に参加できず、また国内に重要な攻撃目標も無いため、現在までバグア軍の攻撃が行われていません。
 その他、コスタリカは単独でバグアへは無線による中立交渉を行っていますが、バグア側からの返答は今もって返されていないということです。ただし、コスタリカ領内でバグア軍が破壊活動を行った事はまったく無く、前述のような理由も有り、バグア側から中立を黙認されているのではないかという希望的な見方もあります。
 UPCに対して、コスタリカ政府はコスタリカ領内での戦闘を一切禁止しています。
南アメリカ大陸の情勢
 バグア軍侵攻開始直後、この地域はバグア軍の攻略ルートからそれていたらしくほとんど攻撃を受けることはありませんでした。
 侵攻作戦がひと段落つき、めぼしい攻撃目標がなくなった後で攻撃を受けた形です。
 侵攻開始まで時間的余裕があったことから、南米諸国とそこに展開していたUPCは、比較的効果的に防衛をする事ができています。現在、南米大陸の地球軍は兵力も補給状態も極めて厳しい状態にありますが、バグア軍も、停滞し始めた他地域の侵攻に焦りが出てきたのか、南米での戦いに精鋭を送り込む事は無く、劣勢のまま膠着しています。

 南米のUPCはバグア勢力の中に孤立した形になってしまっており、補給がほとんど受けられない状態にあります。しかし、バグア軍にとって当面攻略しなくてはならない大きな目標も無いため、この地域のバグア軍はさほど強力なものではありません。

 広大な面積のジャングルが競合地域になっています。敵味方が錯綜して収拾がつかない、文字通り泥沼状態です。
 ジャングルの中の小さな村や、アンデス山脈の谷間の離村がどちらの味方であるかは、入ってみなければわからない状態になっています。

 北部諸国コロンビア、ベネズエラ等はバグアの占領状態にあり、バグアの基地として機能しています。
 またペルーの新政権は、表面上バグア打倒を謳っているものの、その行動は親バグアそのものです。

・中立国ボリビア
 ボリビア政府はバグア圧力のため政府が瓦解し、07年3月、今年3度目となるクーデターにより新政権が誕生しました。
 新政権は一方的に(バグア、UPC両軍に何の申し出も無く)中立宣言をし、世界を驚かせています。
 ボリビア政府は、バグア、UPC両軍に領土からの公平な撤退を提案していますが、事実上無視されている状態です。

ユーラシア大陸の情勢
ヨーロッパ

 ヨーロッパ方面では、諸国が一致団結し、アフリカからの侵攻作戦を防いでいます。
 当初最大勢力であったロシア軍はバグア軍に本国を迂回攻撃されたため、主力を本国防衛に回し欧州への派兵は大幅に削減されています。
 現在の主力はドイツ軍、フランス軍で、これにイタリア軍が続きます。イギリス軍は北米大陸にも援軍を出しているため、数の上では少数です。
 今のところ、欧州全域で防衛はなんとか機能しているものの、経済基盤が息切れしており、このままの消耗が続けば戦線の崩壊は間近と言われています。

 アフリカ地域から、続々と敵戦力が押し寄せており、徐々に戦線は後退しています。

 イベリア半島にいるUPC軍は、フランス、ドイツを主力とする連合軍です。トルコにいる軍団はトルコ軍を主体とした旧東欧諸国からの連合軍です。

 ロシアとアメリカの二大軍事産業地域が危機的な状態にあるため、欧州の軍事工場地帯が大きな意味を持ってきています。
 2008年5月に実施されたヨーロッパ攻防戦により、能力者はイタリア半島の解放に成功しましたが、同時にアフリカから押し寄せたバグア軍によって、スペインに在していたUPC軍は撤退をよぎなくされます。
 尚、同地域ではバグア軍が完全撤退していないため、戦闘が継続している地域においては、バグア支配地域として表現している。
 また、ギリシャ方面の敵戦力の行動が活性化しており、トルコ陥落が危惧され始めています。
 
日本

 日本列島は兵力的に小規模であったためか、当初の攻撃目標からそれていたため先進工業国としては被害が最小でした。しかし近年、日本への本格攻勢が開始されています。
 日本のUPC軍は余裕のある工業力を背景に新型兵器をそろえ、少数新鋭の体制でバグア軍と衝突したのですが、絶対的に兵力が不足しており全土の防衛に手が足りない状態にあります。

 バグア軍は日本本土近くに有効な基地を持たず、長躯中国大陸から進入して来ています。最近占領した沖縄、九州、北海道などに基地を建設中ではありますが、まだ基地として有効なものにはなっていません。
 また、占領地域の人間をつかって、人類の維持する地域への潜入作戦も開始しているようです。

 沖縄、九州、北海道の軍事施設、都市、交通の要衝、工業施設など戦略的に価値が高い地域は占領地域となっており、利用価値の高い施設のある都市と人口10万人以上の都市は確実に占領されています。また本州でも、東京が敵軍最精鋭部隊により占領されてしまい、政府は臨時の首都を大阪に置いています。
 名古屋防衛戦時は激しい戦闘が行なわれたものの、ユニヴァースナイトの移動により戦いは一旦沈静化しましたが、東京には未だにシェイドの姿があり、近日中の決戦は避けられないものと想定されています。
その他アジア・ロシア

 この地域の主要UPC軍は中国軍、インド軍、東南アジア諸国連合軍、極東ロシア軍と日本自衛隊です。
 バグア侵攻初戦でオセアニア方面が戦場になったことから、兵力を東方へ志向したため、本隊と見られる中東経由からの攻撃にはほとんど対処できず、これがきっかけで敗退することになってしまいました。
 中国の北部、三分の二が占領され、バグア軍の先鋒は朝鮮半島にまで達しています。
 オセアニア方面のバグア軍は規模不明のまま、東南アジア諸国軍と小競り合いをする程度で現在も大きな動きを見せていません。
 主戦闘地域の現在の前線ラインは、中国の上海、武漢、重慶の長江ラインとなっており、中国は重慶に遷都しましたが、北京は敵の包囲下でまだ抵抗を続けています。

 アジアに展開しているバグア軍は、中東経由の軍団とオセアニア経由の軍団の二つです。
 中東経由の勢力は、ルート上を占領地域化しつつ、現在、中国北部を拠点としています。極東ロシア方面軍の本拠地は中国西部の新疆ウイグル自治区方面と考えられています。オセアニア方面の敵軍団は、オーストラリアから動いていない状態です。
 中東地域からアフガニスタン、チベット、ロシア南部がバグア占領下にあります。

 兵力だけで見れば人類側中国軍と同インド軍は非常に大きい軍団となります。
 旧中国軍は地方ごとの軍閥化が進んでおり、兵力も細分化されています。競合地域には、バグア側へ走った軍閥もあります。

 ロシア国内の利用価値のある都市や施設はバグアの占領下にあります。ただし、占領地域に分類されていてもバグア軍が必ずいるわけではなく、シベリアなどは、実質ほとんど無人地帯になっています。  ロシア軍主力はモスクワを守る形で配備されており、ウラジオストック付近にはロシア極東軍が展開しています。

 極東ロシア軍は、ロシア中央部をバグアに占領された事から補給が断たれ劣勢にあります。ロシア軍を母体としたUPC軍はバグア軍の中東迂回軍の攻撃を受けて分断され、モスクワ周辺を防衛する本国軍と極東に展開している極東軍に分断されてしまいました。
 現在、ロシア中央部の要所はバグア軍の占領地域になっており、東西の連携は完全に分断され、連絡も他国経由でしか行えない状態です。
 極東軍は補給が途切れて日干しになり、本国軍は大出血しつつ、モスクワ方面にじわじわと押されているという、絶望的状況です。
 アジア地域のUPC軍は、指揮系統が混乱しており各地域の旧各国軍が独自に抵抗を行っているのが現状です。
アフリカ大陸の情勢
 アフリカ大陸にあった軍事施設の大半は侵攻開始後数日のうちに破壊され、ほとんど抵抗する間もなく全滅しており、現在組織的な軍事的抵抗は行われていません。アフリカ全域は占領状態にあります。短期で陥落したため情報が不足しており、現在の内情はほとんどわかっていません。
オーストラリア大陸の情勢
 アフリカ方面から進行してきたバグア軍によって文字通り蹂躙されてしまった地域で、この地域での戦闘はすでに終結し、地球側の抵抗勢力は完全に駆逐されています。
グリーンランドの情勢
 この地域では開戦直後に北部にある主要基地『チューレ基地』を抑えられたため、比較的早い段階でバグアに支配されました。
 しかし、南西部にある首都『ゴットホープ』に新たに地下居住区を設置し、バグアへの抵抗を始めました。

 この後に北米戦線が悪化したためしばらくは小規模な戦いが続いていましたが、北米陥落という最悪の展開を恐れ、ホープ居住区の大拡張を行い、戦力を増強しました。
 結果としてラスト・ホープ島がシェルターとして機能することになり、同居住区は、戦火によって焼きだされた人々の避難場所として使用されることになりましたが、2008年4月、チューレ基地の地下にバグアの大規模基地が発見されてからは状況が一変しました。
 このため、ホープ居住区は北米UPC軍のグリーンランドにおける前線基地に戻り、今も尚、抵抗を続けています。

 その後、スノーストームの登場により、北米UPC軍は大型戦闘機、特にKVのチューレ基地付近での活動を危険と判断し大幅に制限、戦闘の中心である中部ではM1戦車等の陸戦兵器による戦闘が続いています。
 しかし、戦況は芳しくなく、新型機であるAU-KVに期待がかかっています。