ナイトフォーゲル HC-041Sup 西王母

攻撃10
命中170
回避30
防御150
受防150
知覚210
抵抗110
移動3
行動3
装備200
生命320
練力250
副兵装スロット数0
アクセサリスロット数3
通常最高速度M1.9
ブースト最高速度M5.4
巡航速度(経済)857km/h
歩行最高速度34km/h
装輪走行320km/h
全長42.2m
全翼46.5m
空虚重量37t
乗員1名
(簡易補助シートあり)
直立時の全高32.6m
イラストレーター十河シン

・機体の特徴
 奉天北方工業公司が開発した補給機。CoRE搭載機。
 補給コンテナの防弾性や搭載能力の強化が行われ、KV史上類例の無い超大型機となった。
 大型機ゆえの鈍重さはあるが、KVに追随出来るだけの速力と最低限の自衛能力と防御力は備えており、現時点では前線での補給活動が可能な唯一の機体である。

 近年の傭兵による大規模作戦の成果等から、軍だけでなく傭兵への供与も行われる事が決定した。しかし、通常のKVとは違い、少数量産機かつ超大型機ゆえにレンタル価格も非常に高額なものとなっており、通常の依頼においては投入が制限される場合も多い。
(『解説』『マスターより』にて『参加可能』との表記があるか、質疑にて確認が取れた場合のみ出撃可能である。明らかなミスによる搭乗の場合は、代替機に乗っていたなどの処置が取られる事になる)
 AU-KVに対応している。

・機体の特殊能力
○錬力補給システム
 全行動力消費。同一スクエアの機体1機を対象とし補給を行う。補給の対象となった機体は1ターンの間回避行動を含め一切の行動が取れない(回避は西王母に依存、防御・抵抗は有効)
 対象となった機体の錬力を「100回復」する。
 この機能は1度の出撃で10回までしか使用出来ない。

○弾薬補給システム
 全行動力消費。同一スクエアの機体1機を対象とし補給を行う。補給の対象となった機体は1ターンの間回避行動を含め一切の行動が取れない(回避は西王母に依存、防御・抵抗は有効)
 対象となった機体のリロード出来ない兵装一つの弾薬を完全に回復する。
 この機能は1度の出撃で10回までしか使用出来ない。

○簡易イージスシステム「神盾」
 艦隊用イージスシステムを簡易化、自機に接近する弾体を迎撃するシステム。
 自機を標的とした実弾系攻撃を30%の確率で無効化する。実弾系の攻撃以外には無効。強化不可。

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ナイトフォーゲル HF-041-GrExa 天(TIAN)

攻撃200
命中250
回避280
防御180
受防180
知覚200
抵抗230
移動3
行動3
装備720
生命180
練力220
副兵装スロット数4
アクセサリスロット数4
通常最高速度M2.5
ブースト最高速度M6.8
巡航速度(経済)970km/h
地上巡航速度42km/h
浮上走行(瞬間)510km/h
全長11.3m
全翼10.2m
空虚重量18.2t
乗員1名
(簡易補助シートあり)
直立時の全高13.1m
メインエンジン SES式アークジェットエンジン
駆動系 人工筋肉系
姿勢制御装置 反動推進系スラスター
イラストレーターT.A.K.

・機体の特徴
 奉天北方工業公司が開発した汎用ナイトフォーゲル。C.Or.E ver2.0を搭載。

 性能上特筆すべき点として従来の重装機体を遥かに凌駕する高い積載量と低い攻撃力が挙げられる。
 この極端な性能は大重量・大火力兵装の運用を主眼とし、火力を機体ではなく兵装で補うという設計思想に由来する。
 また、多様な武装を運用する事で千差万別の戦場に対応できるという、KV本来の高い汎用性を発揮させる事も同時に企図している。
 装甲を排除する事で機体重量を軽量化し、防御性能と引き換えに高レベルの運動性を得ることを可能としており戦況に応じて機体性能を変化させる事が出来る。
 人型形態時における移動方法に従来の歩行ではなくホバー機構を採用しており、非常に高い不整地走破性能と水上走行能力を得ているが、反面で燃費や静粛性が大幅に悪化している。

 宇宙対応の地上試験目的の機体(Ground Examination Model)であるため、従来の機体に比べて外観上や挙動に特徴となる部位が多数存在する。
 大きなものでは、翼を有さない点が相当する。推力を主体として飛翔する機体となっている。

 駐機時は、機体下部からスキー板にも似た着陸脚が展開。
 また、離着陸時は一部推力を下方に向ける事で機体そのものを僅かに浮かせ、滑走するという手段を取る。あくまで接地しないだけであり垂直離着陸を行う為のものではない。
 AU-KVに対応している。

 本機は宇宙用機材の試験機として、機体の駆動系及び推進器に宇宙空間用として開発された技術が用いられているが、現在は大気圏仕様である。
 しかし、宇宙仕様へのバージョンアップも既に視野に入っており、地上用簡略化パーツのユニット交換で対応が可能となっている。

・機体の特殊能力
○浮上走行
 脚部及び背部スラスターを利用したホバー走行。水上走行を可能とし、悪路における走破性が向上している。
 常時作動の為、戦闘中や移動中の解除は出来ない。燃料の消費が大きい為、陸上での活動中は消費錬力が3から10に上昇する。

○浮上回避
 無改造状態でターン開始時に錬力を40消費する事で各スラスターの推力を向上させ、1ターン回避に+40の修正を得る。
 使用中に回避に成功した場合は任意の隣接スクエアへ強制移動。何らかの理由で移動出来ない場合、効果を発揮しない。
 機構上、空中での使用は出来ない。

○D.Re.Ss
 機体表層の増加装甲、及び機体本体の装甲を任意で解除する事の出来る特殊機構。
 装甲を排除する事で軽量化され、防御力と引き換えに機動性が向上する。
 何らかの手段で増加装甲を装着するまで再使用は不可能。
 ちなみに、「D.Re.Ss」は「Defensive armor Remove System」の略称でありドレスと発音される。

A:任意のタイミングで使用可能
  増加装甲を排除する事でそのシナリオ中
  防御、抵抗が−100、回避に+80、移動に+1の修正を受ける。
  また、生命の最大値が50減少する。
  この際、生命の現在値が最大値を超える場合、最大値となる。

B:A使用後にのみ使用可能。排除に1の行動力を要する。
  増加装甲に加え、機体本来の装甲すらも排除する事で、そのシナリオ中、Aの効果に加え
  防御、抵抗−100、回避に+20、行動に+1の修正を受ける。
  また生命の最大値が50%となる。
  この際、生命の現在値が最大値を超える場合、最大値となる。


>>マニアック解説

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ナイトフォーゲル H-163 北斗

攻撃240
命中240
回避240
防御180
受防180
知覚220
抵抗180
移動4
行動3
装備300
生命150
練力150
副兵装スロット数1
アクセサリスロット数3
通常最高速度M1.9
ブースト最高速度M6.0
巡航速度(経済)980km/h
歩行速度30km/h
最高速度(瞬間)421km/h
全長16.3m
全翼10.2m
空虚重量14.2t
乗員1名
(簡易補助シートあり)
直立時の全高8.2m
イラストレーター梓森あるか

・機体の特徴
 奉天北方工業公司が開発した電子戦ナイトフォーゲル。
 価格に比べて良好な運動性能を中心としたバランスのよい電子戦KVに仕上がっている為、前線での追従性が向上している。
 しかし、その真価は特殊波長コンバーターにあり、短時間ではあるが任意にジャミング中和装置のカテゴリ変換が出来ることにより、一層柔軟な運用が可能となっている。
 一方でリミッターを解除した状態での稼動をシステムに取り入れるなど、奉天らしい尖った部分も失われていない。
 機体の主要部分をクルメタル社製の部品をコピーしたもので構成されている。これらの部品についてはライセンス料が支払われている。
 特殊波長コンバーターがクルメタル製のBカテゴリへの変換が可能である点についても、ライセンス料は支払われている。
 20世紀中頃の奉天は世界的に有名なコピー兵器製造を行っていたことから今回の機体を揶揄する向きもあるが、今回については少なくとも表向きはクルメタル社に対して筋を通している。
 AU-KVに対応している。
 最近の奉天製KVには珍しく、C.Or.Eを搭載していない。これはコクピット周りがそのままクルメタルの設計となっている為である。

・機体の特殊能力
○特殊電子波長装置β+(ベータ・プラス)
 ヘルメット・ワームなどから発生するジャミング電波を中和させる装置。
 味方・半径20kmの命中・回避に+30の修正を与える。
 ジャミング中和装置のカテゴリA。他のカテゴリの中和装置とは効果が重複する。

○特殊波長コンバーター
 練力を消費し一時的に特殊電子波長装置β+のカテゴリをAからBに切り替えるコンバーター。
 機体同様にクルメタルのライセンスを購入したものである。
 味方・半径20kmの命中・回避に+30の修正を与える。
 効果発動中はジャミング中和装置のカテゴリB。他のカテゴリの中和装置とは効果が重複する。
 練力を10消費して発動、効果は1ターン続く。

○超限界稼働・北斗
 機体の安全の為に設定されているリミッターを解除し、機体性能を爆発的に向上させる事が出来る。
 専用の放熱機構を持たないこと、電子戦機器の保護のため、セカンダリリミッターが装着されている。
 ターン開始時に消費練力60を消費する。
 そのターンの間「攻撃」「命中」「回避」「知覚」を+20%、「防御」「抵抗」の値を−30%する。強化不可。

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ナイトフォーゲル HA-227幻龍

攻撃 270
命中 320
回避 280
防御 230
受防 230
知覚 150
抵抗 230
移動 4
行動 3
装備 350
生命 250
練力 180
副兵装スロット数 3
アクセサリスロット数 3
通常最高速度 M2.01
ブースト最高速度 M6.49
巡航速度(経済) 1112km/h
歩行最高速度 47km/h
装輪走行 390km/h(瞬間)
全長 13.5m
全翼 10.2m
空虚重量 9.6t
乗員 1名
直立時の全高 8.2m
イラストレーター 十河シン

・機体の特徴
 奉天が開発した強攻型電子戦KV。
 カテゴリCのアンチジャミング能力機である骸龍は、競合機種の登場によって後継機種の開発が必要となった。
 高い運動性を誇りながらも脆弱であった骸龍は前線での使用に護衛機を要することから、後継機ではバランスのよさが嗜好される。
 そこでドラグーン専用機としてAU-KV着用者が使用可能なKVコクピットの基礎を作った翔幻が、その素性のよさから後継機種の開発母体と選ばれる。
 電子戦装備の追加をはじめ、機体の性能向上を図ったことにより、大幅な再設計が行われたものの、開発母体の運用実績の豊富さから比較的短期間ですんなりと完成している。

 翔幻の幻霧発生装置由来の「白金蜃気楼」、骸龍の特殊波長装置由来の「蓮華の結界輪」と両機の特性を足して2で割らずにクリンナップしたものとなっている。
 標準で高感度の偵察用カメラを搭載している。
 足回りの増強を鑑み、瞬発力を強化した人工筋肉による駆動ブースターを脚部に搭載している。
 AU-KV対応。簡易ブースト使用可能。宇宙、空、陸に対応。

・機体の特殊能力
○白金蜃気楼
 翔幻から引き継がれた幻霧発生装置。プラチナムミラージュと読む。装弾数4発。自機周囲に、粉塵チップによる幻の霧が発生する。
 空の上で、チップが白く輝き尾をひく幻霧は東洋の龍のごとし、とされる。
 自機周囲1スクエアに1ターンの間、粉塵チップによる幻の霧が発生する。煙の中にいる対象は命中判定に−50、回避判定に+50の修正を受ける。

○蓮華の結界輪
 カメラの精度が上がった事により、強化された特殊電子波長装置γ。
 波長放射ユニットを展開し、妨害電波を中和、ジャミング発生源のおおよその方向を探知可能。
 半径30km以内の味方機の回避と命中に数値分の修正を与える。
 ジャミング中和装置のカテゴリC。カテゴリAとカテゴリBの中和装置とは効果が重複する。
 逆探知機能の探知可能な範囲は半径 10km以上、20km以内で方向の誤差は最大で約45度。アクティブ方式の為、敵に察知される危険がある。

○黄金龍の鍵爪
 通常の駆動系に加えて、瞬発力を強化した人工筋肉による駆動ブースターによって捻出された龍の力強い足捌き。
 いわゆる陸戦限定の強化駆動装置であり、その足元は黄金の輝きを生み、運動性を向上させる。
 無改造状態で、練力を20消費して発動し、1ターンの間、移動+1、回避+10する事が出来る。

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ナイトフォーゲルHA-021 吼天

攻撃 50
命中 250
回避 180
防御 120
受防 120
知覚 200
抵抗 220
移動 2
行動 3
装備 920(固定兵装を含む)
生命 350
練力 240
副兵装スロット数 3(固定兵装を含む)
アクセサリスロット数 4(固定兵装を含む)
巡航速度(経済) 980km/h
通常最高速度 M2
ブースト最高速度 M5.9
歩行最高速度 20km/h
装輪走行 320km/h
乗員 1名
メインエンジン G光線タービン
駆動系 流体圧アクチュエーター
姿勢制御装置 反動推進スラスター
イラストレーター Kuratch!

・機体の特徴
 奉天北方工業公司が決戦に向けて開発した、局地戦用対艦大型KV。
 対艦KVというコンセプトを成立させる為に、艦砲用の主砲をKVに組み込む事を前提に開発された為、必然的に機体が大型化している。
 積載された主砲たる荷電粒子砲が機体スペースの半分以上を占めておりその様は、宇宙突撃砲と形容するべきものとなっている。
 主砲関連システムが大重量に過ぎる為大気圏内での運用をあえて切り捨て、宇宙専用機として設計された。

 機体本体の性能においては正面方向に対エネルギー防御能力に特化した装甲を集中配置し、後方に推進装置を集中的に配置する事で敵艦との直接砲撃戦に耐える防御力とKVとしての機動力を確保している。
 反面で、側面や後方の装甲は必要最低限に留められている為、ヘルメットワーム等の小型目標との交戦は不得手としており、大型目標との正面決戦に対してその真価を発揮する。

 現状でも十分に巨大な砲身を持っているが、本来はより大口径の砲身を必要とされている。
 しかし、必要とされる大口径砲をそのまま積載した場合、機体バランスが大きく崩れる為、砲身を展開し電磁場を構築しその電磁場を砲身とする電磁砲身を備える。
 後方からの砲撃戦に味方機を巻き込まない為に、砲弾の軌道をある程度制御するシステムを組み込んでいる。
 これは砲撃に先行して小型の電磁ユニットを投射。電磁場を構築して砲弾である荷電粒子を偏向制御するというシステム。小型ユニットは基本的に回収は不能で使い捨てとなっている。
 AU-KV対応。簡易ブースト使用可能。宇宙に対応。

・機体の特殊能力
○前面集中装甲配置
 正確には機体特殊能力ではなく、装甲の集中配置による防御補正。主要な装甲を全面にのみ集中させ、重量過多であった機体を実用レベルまで軽量化している。
 無改造状態で正面から攻撃を受けた場合のみ防御力、抵抗に+200の修正を得る。側面や背面からの攻撃には何ら影響しない。

○砲撃誘導装置「天鏡」
 子機を放出し電磁場を構築する事で荷電粒子砲の砲弾を屈曲させる事が出来る。
 任意のスクエアで射線方向を90度、4回まで曲げることができる。
 同じスクエアで複数回の変更を行うことはできない。
 特に屈曲指定が無い場合、最も効率的な射線が選択される。
 この際の効率的とは射程内に「敵10:味方1」等の場合、味方を巻き込む事を意味する。
 大量の演算能力を要する為、この機能を用いたターンは移動・機体方向転換が行えない。
 この機能は「艦載式対艦荷電粒子砲【吼天】」射撃時のみ使用できる。

○収束砲撃機構「天龍」
 天鏡による反射システムを利用して電磁場内に複数発の砲撃を滞留させた後、一方向に放出する事で最大の破壊力を引き出す砲撃システム。
 チャージ中の隙が非常に大きい為、小型目標に対する使用は推奨されない。
 また、チャージ中には移動、旋回を含む全ての行動が行えず、回避も不可。ただし受防は可能である。
 この機能を利用した場合「砲撃誘導装置「天鏡」」は使用出来ない。
 射撃には1ターンを要し、射撃が実際に行われるのは次のターンの開始時となる。  チャージ中に直撃を受けた場合、及び何らかの理由で射撃が行えなくなった場合、「艦載式対艦荷電粒子砲【吼天】」は破壊され、以降の使用は出来なくなる。
 射程・攻撃範囲は「艦載式対艦荷電粒子砲【吼天】」に依存する。
 増加する威力は残り弾数×150であり、弾数が2発以上でないと有効な効果は得られない。
対大型兵器用に作られており、G兵器同様に巡洋艦、封鎖衛星などの回復機能を一時的に無効化する事が可能。

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