ナイトフォーゲル KM-m3Fマリアンデール・フロリバンダ

攻撃160
命中310
回避120
防御300
受防300
知覚350
抵抗280
移動3
行動3
装備550
生命200
練力270
副兵装スロット数3(固定兵装分を含む)
アクセサリスロット数3
通常最高速度M1.9
ブースト最高速度M5.2
巡航速度(経済)918km/h
歩行最高速度38km/h
装輪走行360km/h(瞬間)
全長17.2m
全翼29.5m
空虚重量30t
乗員1名(簡易補助シートあり)
直立時の全高20.8m
イラストレーターKuratch!

・機体の特徴
 高出力荷電粒子砲DR-Mを搭載した試作機、KM-m3マリアンデールの改良機。
 マリアンデールは、スピリットゴーストをベースとしてDR-M専用ジェネレータと冷却システムを積載・稼働させるために改造されたKVであり、本改良にあっては、最大の特徴であるDR-Mに別モードが搭載された。
 しかし、未完成の熱管理システム、限定される使用局面といった様々な問題は解決されておらず、当改良機もまた軍への採用は見送られた。
 DR-Mに新たに搭載されたモードは、拡散モード。掃射モードのシステムに収束率を意図的に低いままで発射する別プログラムを組み込み、放たれる粒子を射撃直線上で拡散させるモードである。
 当改良にあたり名称には「フロリバンダ」という語句が追加されている。この「フロリバンダ」とは、花束を意味する語であり、マリアンデールが属するフロリバンダ・ローズの房咲きという特徴を表している。房咲きとは、一つの花茎に数輪の花が房状に咲くことであり、「フロリバンダ」の一語をもって拡散モードの搭載を象徴的に明示している。

・機体特殊能力
○掃射モード
 DR-M高出力荷電粒子砲の掃射モード。射線上の対象(敵・味方問わず)をまとめて攻撃することが可能。専用のSESエンハンサーを使用して大出力を可能としている。
 DR-M高出力荷電粒子砲でのみ使用可能。無改造状態で練力100を消費する事で射程内、射撃直線上の全ての対象に対して攻撃判定を行う事ができる。使用する毎に3Tの冷却が必要になる。その間、機体の防御・抵抗が50低下する。

○ファルコン・スナイプ改
 ファルコン・スナイプの知覚型。機体の射撃制御と敵機の進路予測をAIで直接制御・解析することで、ロックオンまでの速度と精度を向上させているが、連動が不完全な為に対練力効率は低下している。
 無改造状態で、練力50を消費することにより、1ターンの間、銃器、遠距離兵器に対し、知覚と命中に+100の修正を与える。

○拡散モード
 掃射モード発射時の荷電粒子収束率を下げ、射線上で粒子束を意図的に拡散させて広範囲への攻撃を行う。
 発射時の収束率が低いため、粒子減退が早期に発生し、射程が短くなっている他、威力の低下も著しい。
 しかし、射線上に粒子を拡散させながら攻撃を行うため、射線上対象への命中率が大幅に向上している。
 練力を消費する事で射程内、射撃直線上の全ての対象に対して攻撃判定を行う事ができる。
 使用にあたり、知覚に-150、命中に250、射程に-10スクエアの修正をうける。
 使用する毎に3Tの冷却が必要になる。その間、機体の防御・抵抗が-50低下する。陸上・空中で使用可能。
 宇宙においては武装の使用時に必要な水素カートリッジを消費する事で使用可能となる。

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ナイトフォーゲルR-02SスーパーストロングホークII

攻撃 260
命中 260
回避 220
防御 300
受防 300
知覚 160
抵抗 280
移動 4
行動 3
装備 450
生命 250
練力 200
副兵装スロット数 3
アクセサリスロット数 4
通常最高速度 M2.2
ブースト最高速度 M6.3
巡航速度(経済) 1007km/h
歩行最高速度 45km/h
装輪走行 427km/h(瞬間)
全長 14.6m
全翼 9.2m
空虚重量 18t
乗員 1名(簡易補助シートあり)
直立時の全高 9.6m
イラストレーター T.A.K.

・機体の特徴
 ドローム社の元インペリューム系の技術者が集結して開発したR-02ストロングホークIIの改良機。
 R系統の名を冠してはいるが、R-01のような特徴的な運動性能はなく、小型機ながらドローム製KVの中でも屈指の防御性能が特徴である。開発チームはこの防御性能を誇り、20世紀の名機に因んで「ドローム鉄工所」と呼んでいる。
 また、本機のもう一つの特徴である応用型ブーストシステム『ストームブースト』は、強大な推進力を生むドローム独自の加速装置である。本機はこれを用いたヒット・アンド・ランや、ダイブ・アンド・ズームの一撃離脱戦法を得意としている。
 唯一のR系統の特徴は、アグレッシヴ・ファングの正当な進化形であるバースト・アグレッシヴが搭載されている点である。バースト・アグレッシヴファングは、元のアグレッシヴ・ファングの攻撃上昇率を大幅に強化しており、一撃の威力ならば高級機にも引けを取らない破壊力を本機に宿らせている。
 これら三つの特徴から、一撃離脱を可能にする装甲と足、加えて一撃の破壊力というまさに一撃離脱のために設計された機体となっている。
 改良にあたっては、急降下に伴う対地攻撃や、急上昇による強襲攻撃を視野に入れ、急降下・急上昇時の命中向上を図っている。この改良により、ブレス・ノウを取り入れた本機は、R系統の血統をさらに薄くしたかもしれない。しかし、代わりに一撃離脱のコンセプトを突きつめた一つの完成形を生み出したと言える。
 AU-KVに対応している。

・機体特殊能力
○ストームブーストA
 ドロームオリジナルの応用型ブーストシステム。
 発生したエネルギーを全て推力にまわす事で爆発的な加速性能を得ている。
 練力を30消費して発動する。1ターンの間移動+5される。

○ストームブーストB+
 膨大な推力によってダイブ・アンド・ズーム(急降下、急上昇)を可能にするシステム。
 バージョンアップ時に、急降下と急上昇時の命中上昇の為に専用のブレス・ノウを新たに組み込み、急上昇と急降下による攻撃を行うことが出来る。
 高空と低空間の移動を迅速に行うことができ、高空と低空間の移動に行動力を消費しない。
 1ターンに1往復まで可能であるが、1回の使用は片道分となる。
 無改造状態で練力を40消費して発動し、高空と低空の間の移動直後の攻撃に限り命中に+50の修正がつく。

○バースト・アグレッシヴファング
 アグレッシヴファングの強化型。攻撃インパクトの瞬間に武器に送り込んだエネルギーを破裂(バースト)させることで、FF貫徹力を上昇させる。
 未改造状態で、練力40を消費して発動。命中判定の前に使用を決定することで、その攻撃に限り攻撃を+200上昇させる。

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ナイトフォーゲル F-204(Sp) スレイヤー

攻撃360
命中330
回避290
防御320
受防320
知覚330
抵抗280
移動4
行動3
装備450
生命270
練力320
副兵装スロット数4
アクセサリスロット数4
通常最高速度M2.32
ブースト最高速度M6.8
巡航速度(経済)1346km/h
歩行最高速度42km/h
装輪走行395km/h
全長19.1m
全翼22.6m
空虚重量22.9t
乗員1名(簡易補助シートあり)
直立時の全高14.3m
イラストレーターKurach!

・機体の特徴
 F-204『スレイヤー』のバージョンアップ機。宇宙で戦う機会が増えた傭兵の為に人型飛行能力まわりの機材を交換し、宇宙でも使い易いように調整したもの。あくまでも傭兵向けの『サービス』の一種であり、機体本体の設計には手は加えられていない。形式番号も(書類上、正式には)変更されておらず、(Sp)の追加も現場での通称である。
 ブーストの使用が必須となる宇宙空間での戦闘において機体特殊能力が使用し易いよう、空中変形時の前提能力を『スタビライザー』から『ブースト』に変更。また、宇宙では失速の危険がないため、空中変形時の変形行動消費軽減効果を『人型形態→戦闘機形態』時から『戦闘機形態→人型形態』時に変更している。これらの改良により、広域宇宙での人型格闘能力は格段に向上し、『オーバーブースト』との併用もしやすくなったものの、『スタビライザー』が前提から外れたため、行動能力を強化するには別個、『スタビライザー』を起動する必要がある。
 また、機材交換の副次的な効果として、機材の変更によって空いたスペースに燃料タンクを増設。一部は宇宙用フレームの装着を見越して積載量の向上に当てられている。
 今回のバージョンアップによって宇宙での使い勝手が上がった204ではあるが、元々、大気圏内機として開発された機体であるため、簡易ブーストは搭載していない。一部の無責任な噂に拠れば、今回の『改良』は将来、ドロームが大気圏内外汎用KVを開発する為のデータ収集が目的であるらしい。実際、正規軍に納入された204のバージョンアップは今回、行われず、後に『C型』(大気圏内機)として行われる予定である。
 とはいえ、それが即ち噂の証左であるとは言えない。正規軍と異なり、特殊作戦軍の傭兵たちは様々な戦域においてその力を発揮することを要求される。今回の204の『バージョンアップ』もまた、宇宙戦移行の過渡期における大気圏内機の一つの進化の形であるのかもしれない。
 AU-KVに対応している。

・機体特殊能力
○宙空変形スタビライザーA
 『宙空変形スタビライザー』のシステム内における、所謂、『ブースト空戦スタビライザー』の部分。単独でも使用が可能。
 ドローム社のみが開発し、現在もブラックボックスである特殊なブースト時機体安定補助装置。この技術はドローム社が独占しており、一切公開されていない。
 練力70を消費。1ターンの間、行動力が1増加する。

●宙空人型機動制御システム「エアロサーカス」
 ドローム社第3KV開発室が改良を継続してきた空中変形技術の発展型。機体を包み込む白い力場を形成することによって、変形後はもちろん変形中の気流の乱れも制御し、速度と高度を維持するシステム。短時間ながら空戦速度での人型飛行を実現している。

○『宙空人型機動制御システム「エアロサーカス」 Ver.2』A
 空中変形・人型飛行における中核部分。使用中、機体は「白い力場」に包まれ、カーキ色の増加装甲部分が金色に輝いて見えるようになる。通称『エアロサーカスA』。
 ブースト使用中のみ使用可能。練力を30追加消費することで、即座に人型へと変形。そのターン中、人型での飛行が可能となり、その間、近接・中距離武器(盾を含む)の使用が可能となる。
 空中においては、次ターン開始時、練力50を追加で使用する事で、継続しての人型飛行が可能。このコストは改造により減少しないが、前提条件のブーストは不要である。ターン終了時に戦闘機形態へと変形していない場合は安全装置が働き、自動的にこの効果が適用される。消費すべき練力が無い場合は失速するので注意。
 空中・宇宙で使用可能。『エアロサーカス Ver.2B』の前提条件として地上でも使用可能。

○『宙空人型機動制御システム「エアロサーカス」 Ver.2』B
 人型形態時、脚部および背部のスラスターユニットを用いて行われる推力偏向機動。および、SES200改エンジンの余剰推力を用いたSES強化機能。空中変形時の戦闘能力を向上させる為に搭載された追加装備。通称『エアロサーカス』B。
 攻撃時、余分に行動力を1消費する事で、隣接するスクエアを含む9つのスクエアのうち、任意の1スクエアに任意の方向を向いて移動する。その場合、攻撃・知覚・命中に数字分の修正を得た上で、命中・攻撃判定を行う事ができる。ただし、近距離武器、中距離武器に限る。陸上・空中・宇宙で使用可能。歩行形態でのみ使用可能。

○『SES-200改』スルトシステム・オーバーブースト
  2基のSES-200エンジンと制御装置からなる『スルトシステム』を用いたオーバーブースト。
 不安定だったSES-200エンジンに制御装置を組み込んでシステム化する事により、ブースト時の戦闘修正を3倍程度にまで引き上げる事が可能となっている。
 ブースト使用中に練力30を追加消費する事により、通常のブーストの効果に加え、1ターンの間、威力に+90、命中と回避に+60の修正を得る。

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【SP】COPナイトフォーゲルF-201E改 フェニックスCOP

攻撃300+50
命中270+50
回避250+50
防御200+30
受防230
知覚260+50
抵抗230+30
移動4
行動3
装備11
生命220+30
練力250+30
副兵装スロット数-
アクセサリスロット数-
通常最高速度M2.31
ブースト最高速度M6.7
巡航速度(経済)1102km/h
歩行最高速度45km/h
装輪走行436km/h(瞬間)
全長19.43m
全翼13.1m
空虚重量20.9t
乗員1名(簡易補助シートなし)
直立時の全高10.6m
イラストレーターKuratch!

・機体の特徴
※+の後ろはCOP規格による性能

共通運用計画の適用を受けたCOPナイトフォーゲル。F-201Aの発展型新造機にあたる。
大型KV用エンジン『SES-200』の性能をフルに発揮できる機体として設計され、大型機ながら高い機動性を誇り、可動域の大きいベクタードノズル、新型の機体安定化装置や気流制御補助力場を使用した擬似人型飛行能力等、開発当時の最新技術を惜しみなく投入されている。
COP規格の適用による設計変更によって、劣悪とされた生産性・整備性の改善を試みている。
エンジンをSES-190改に換装したF-201Cも開発されているが、本機はSES-200と空中変形スタビライザーを保持したままで運用コストを抑えることも目的としており、ニュアンスは幾分違っている機体となっている。現在のところ、先行したF-201CがリードしているがF-201Eの有用性が証明されれば、正規軍への納入数に変化が起きる可能性もある。
COPナイトフォーゲルはアクセサリスロットの廃止、装備の固定化による万能性を犠牲とする代わりに、最適化された高いパフォーマンスを実現している。一方で設計の余裕が小さくなっている為、ラストホープのドローム社、未来科学研究所で定められた規定の改造以外は禁止される。

COPナイトフォーゲルは地上での運用を前提としていた為、アクセサリスロットの廃止によって宇宙用フレームや水素カートリッジなどが搭載できないことも「問題なし」とされていた。しかし、正規軍では適切な任務地に配備されるものの、様々な戦場に出撃する傭兵が使用するには宇宙対応ができないことに支障があり、傭兵限定でCOPナイトフォーゲルに宇宙運用計画が施されることとなった。
エンジンがG光線タービンエンジンに換装、姿勢制御装置の追加、固定兵装への水素供給装置を機内に増設しており準宇宙用KVというものとなった。しかし、原型機が地上用KVである為、簡易ブーストまでは搭載されいない。
以上の改装によって、追加装備無しに宇宙での戦闘に適応し、固定兵装を宇宙で使用することが可能になっている。
水素カートリッジは内蔵されておらず、主兵装に【SP】以外の武装を装備しても宇宙で使用することができない。

通常コクピットとAU-KV専用コクピットが選択式になっており、AU-KV所持クラスには後者の機体が用意される。設計が違う点はAU-KVで補う為、性能に差異はない。

適用されているCOP規格は下記のとおり。

『COP-1A』(命中・回避)
COPKVに施されたCOP規格の第1段階のA仕様。
可動域の大きなCOPKV用の推力偏向機構へ設計変更、機体表面をレーダー化して全周囲探査が可能なコンフォーマルレーダーを搭載することで敵機に対して非常に高い追従性を発揮する。コンフォーマルレーダーへの影響がある為、ペイントなど機体表面を改造することは一部(エンブレム)を除いて禁止される。
コンフォーマルレーダーの探査距離はあまり長くないので、索敵能力について通常のKVと大きく変わるものではない。

『COP-2A』(攻撃・知覚)
COPKVに施されたCOP規格の第2段階のA仕様。
兵装用に用途を限定したSESサブジェネレーターとして『エンハンスドSESユニット』、『SESアクセラレーター』を搭載することで非常に高いエネルギーを出力する。エンジンを拡張して搭載するユニットである為、従来のアクセサリスロットの規格に適合させることができなかった。

『COP-3A』(抵抗・練力)
COPKVに施されたCOP規格の第3段階のA仕様。
機体内部に『エネルギー伝導ケーブル』を張り巡らすことで、知覚攻撃のエネルギーを被弾箇所から機体全体へ拡散・軽減する。エネルギー伝導により燃費効率を上昇させる効果もある。
ケーブルの完成品は長さの調整ができない為、機体の形状を変更する改造をCOPKVに施すとしたらケーブルのオーダーメイドなど多大な費用を必要としてしまう。

『COP-4A』(防御・生命)
COPKVに施されたCOP規格の第4段階のA仕様。
被ダメージによって性能低下を起こさない(=生命が高い)ように、機体全体に工夫を凝らす再設計を行っている。総称して「FTDシステム」と呼称される。
通常のKVにも同様の思想は適用されているが、COPKVは通常のKVのそれに加えてさらに、ということになる。
被弾時の影響を小さくする為の与圧システムやエアコンの簡略化、コクピット周りの機材追加なども含まれており、COPKVの居住性は従来戦闘機並みに低下している。
この為、パイロットは何らかのパイロットスーツを着こむことが必要となる。これは従来戦闘機用のものでも、傭兵が独自に用意したものでも、正規軍の新型パイロットスーツでも構わない。

・機体特殊能力
○『SES-200』オーバーブースト
大型エンジン『SES-200』のフルポテンシャルを引き出し、機体出力を上昇させる。 ブースト使用中のみ使用可能。練力40を追加消費。1ターンの間、攻撃か知覚(選択)に+40が追加され、ブーストの効果に加えて、さらに命中力と回避力に+20の修正を受けることができる。

○空中変形スタビライザー
ドローム社のみが開発し、現在もブラックボックスである特殊なブースト時機体安定補助装置。この技術はドローム社が独占しており、一切公開されていない。
練力70を消費。1ターンの間、行動力が1増加する。
さらに『気流制御力場発生装置』が追加装備されており、短時間ながら歩行形態での空戦速度での飛行を実現している。赤い力場を形成することによって、変形後はもちろん変形中の気流の乱れも制御し、速度と高度を維持することが可能である。
錬力50を追加消費。空中戦において歩行形態に変形し、近接武器、中距離武器による攻撃が可能になる。変形には通常通り、1行動力が必要。
ターン終了までに飛行形態に戻らないと力場の消滅とともに失速し、機体制御の回復が困難になる。

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【SP】COPナイトフォーゲル S-01COP改

攻撃230+50
命中200+50
回避140
防御180+50
受防230
知覚140+50
抵抗150+50
移動3
行動3
装備10
生命150+35
練力100+35
副兵装スロット数-
アクセサリスロット数-
通常最高速度M2.23
ブースト最高速度M6.0
巡航速度(経済)940km/h
歩行最高速度24km/h
装輪走行395km/h(瞬間)
全長15.36m
全翼9.3m
空虚重量11t
乗員1名(簡易補助シート無し)
直立時の全高7.4m

・機体の特徴
※+の後ろはCOP規格による性能

共通運用計画の適用を受けたCOPナイトフォーゲル。S-01改の発展型新造機である。
基本戦法は現在でも通常のS-01と同様に一撃離脱戦法であり、空戦時は特に大型ミサイルの運用を前提としている。
COP規格の適用による設計変更によって、旧式化した機体設計の性能を底上げしている。
COPナイトフォーゲルはアクセサリスロットの廃止、装備の固定化による万能性を犠牲とする代わりに、最適化された高いパフォーマンスを実現している。
一方で設計の余裕が小さくなっている為、ラストホープのドローム社、未来科学研究所で定められた規定の改造以外は禁止される。

COPナイトフォーゲルは地上での運用を前提としていた為、アクセサリスロットの廃止によって宇宙用フレームや水素カートリッジなどが搭載できないことも「問題なし」とされていた。しかし、正規軍では適切な任務地に配備されるものの、様々な戦場に出撃する傭兵が使用するには宇宙対応ができないことに支障があり、傭兵限定でCOPナイトフォーゲルに宇宙運用計画が施されることとなった。
エンジンがG光線タービンエンジンに換装、姿勢制御装置の追加、固定兵装への水素供給装置を機内に増設しており準宇宙用KVというものとなった。しかし、原型機が地上用KVである為、簡易ブーストまでは搭載されいない。
以上の改装によって、追加装備無しに宇宙での戦闘に適応し、固定兵装を宇宙で使用することが可能になっている。
水素カートリッジは内蔵されておらず、主兵装に【SP】以外の武装を装備しても宇宙で使用することができない。

通常コクピットとAU-KV専用コクピットが選択式になっており、AU-KV所持クラスには後者の機体が用意される。設計が違う点はAU-KVで補う為、性能に差異はない。

適用されているCOP規格は下記のとおり。

『COP-1B』(命中)
COPKVに施されたCOP規格の第1段階のB仕様。
機体表面をレーダー化して全周囲警戒が可能な「コンフォーマルレーダー」を搭載することで敵機に対して高い追従性を発揮する。コンフォーマルレーダーへの影響がある為、ペイントなど機体表面を改造することは一部を除いて禁止される。
コンフォーマルレーダーの探査距離はあまり長くないので、索敵能力について通常のKVと大きく変わるものではない。

『COP-2A』(攻撃・知覚)
COPKVに施されたCOP規格の第2段階のA仕様。
兵装用に用途を限定したSESサブジェネレーターとして『エンハンスドSESユニット』、『SESアクセラレーター』を搭載することで非常に高いエネルギーを出力する。エンジンを拡張して搭載するユニットである為、従来のアクセサリスロットの規格に適合させることができなかった。

『COP-3B』(抵抗・練力)
COPKVに施されたCOP規格の第3段階のB仕様。
機体内部に『エネルギー伝導ケーブル』を張り巡らすことで、知覚攻撃のエネルギーを被弾箇所から機体全体へ拡散・軽減する。燃費効率を上昇させる効果もある。
ケーブルの完成品は長さの調整ができない為、機体の形状を変更する改造をCOPKVに施すとしたらケーブルのオーダーメイドなど多大な費用を必要としてしまう。

『COP-4B』(防御・生命)
COPKVに施されたCOP規格の第4段階のB仕様。
被ダメージによって性能低下を起こさない(=生命が高い)ように、機体全体に工夫を凝らす再設計を行っている。総称して「FTDシステム」と呼称される。
通常のKVにも同様の思想は適用されているが、COPKVは通常のKVのそれに加えてさらに、ということになる。
被弾時の影響を小さくする為の与圧システムやエアコンの簡略化、コクピット周りの機材追加なども含まれており、COPKVの居住性は従来戦闘機並みに低下している。
この為、パイロットは何らかのパイロットスーツを着こむことが必要となる。これは従来戦闘機用のものでも、傭兵が独自に用意したものでも、正規軍の新型パイロットスーツでも構わない。

・機体特殊能力
ブレス・ノウ
SES出力を一時的に増加させてAIと連動させることにより、相手の動きを予測する装置。
練力を20消費することで発動。1ターンの間だけ、命中力が+30される。

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