・機体の特徴
カプロイア社製、強襲打撃型KV。
「聖・真琴/ga1622」の提案を受け、そのコンセプトに沿った形での開発を行なった機体である。カナードと前進翼という機動性を重視した形状に対して、多数のバーニアの反動による姿勢制御を付加する事で、本機は優れたドッグファイターとなる事に成功した。
この格闘戦性能は、材質にメトロニウム、パイロットに能力者という頑丈な素材を、限界まで酷使する事で得られたものであり、カプロイア社としては珍しく技術的には堅実な設計である。
カプロイアらしい特異な部分としては、ただでさえじゃじゃ馬な本機に対して更にツインブーストによる高推力を付加した点があげられよう。ただ、ブーストの推力を滞空に用いるモードと攻撃的に用いるモードの2パターンの制御システムを備えたのは、同社の新たな方向性を示しているのやもしれない。
また、本機は開発されたばかりの特殊なエネルギー変換装甲を装備し、特殊能力の劣悪な燃費を補っている。が、材質にエミタを含む特殊装甲は極めて高価であり、タダでさえ高価な機体価格を更に押し上げる事になった。
本機はそのトライアル中の機体であり、テスト時に不採用となった機能が残る他、「聖・真琴/ga1622」個人にあわせた特殊仕様となっている。具体的には全周投影型キャノピーがテスト機として採用されていた他、量産機では廃止されたスラスターが残っている事と、翼形状が上げられる。後ろ2つは一般パイロットには不要、むしろ有害として改良された部分だが、テスターの「聖・真琴/ga1622」はこのテスト機を見事に使いこなしている為に残された。
2010年5月11日現在、本機の量産型である「ZGF-R1オウガ」が5月末への発売に向けて生産が行われてる。
なお、この機体は完全なテスト機である為、ULTショップでは取り扱っていない。その為、ショップの評価価格は0Cである。
一方でテスト機、しかもカプロイア社製であることからドローム社での改造には多額の費用を必要としている。
(※この機体はプレイヤー様からのイラスト投稿を受けまして、紀藤トキGSDの監修の元で調整を行いました。
投稿特典として本機体を投稿者の聖・真琴(ga1622)様にプレゼントさせていただきました)
・機体特殊能力
○圧練装甲
敵の攻撃によって生じた圧力を練力に転換する特殊装甲。適切な衝撃を該当部位に「受ける」ことで衝撃を練力に転換できる。装甲に埋め込まれた圧練素子は使用毎に交換が必要で、面積の問題から使用回数は4回が限度。
固定武装「圧練装甲」で受けに成功した時、受けたダメージの1/2を練力として取得できる。一度に取得できる練力は100が上限。
○ツインブースト・OGRE/A
カプロイア社が独自に研究・開発した二段階ブーストシステムにある傭兵の意見を取り入れたシステム。
ブーストを逆噴射に用いて急制動を行い、短距離の離着陸を可能にした。
未改造状態で通常のブーストに加えて練力を余計に30使用することで作動し、離着陸時の行動力消費及び滑走路を無視できる。
○ツインブースト・OGRE/B
カプロイア社が独自に研究・開発した二段階ブーストシステムにある傭兵の意見を取り入れたシステム。
非常に切れ味の鋭い機動が可能になっている。
未改造状態において通常のブーストに加えて練力を余計に100使用することで作動し、攻撃力に+150、命中力/回避力にそれぞれ合計+120(ブースト込みで+150)の修正を受ける。
効果は1ターンの間持続する。
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・機体の特徴
カプロイア社製、強襲打撃型ナイトフォーゲル。
ある傭兵の提案を受け、そのコンセプトに沿った形での開発を行なった機体であり、空戦における機動力と、陸戦における打撃力に併せ持つ。
前進翼を採用しているが主翼付け根部分に若干の後退角があり、独特なW字型の翼平面形を形成している。カナード翼、多数の姿勢制御バーニアとあわせて高い運動性能を実現した。
加えてカプロイア社の誇るツインブーストの搭載はじゃじゃ馬たる本機をさらに凶暴なものへと変貌させたが、一方で強力な推力をホバリングに利用するなど、ただの暴れ馬ではなく同社の新たな方向性を感じさせるものでもある。
本機は特殊なエネルギー変換装甲「圧練装甲」を装備し、特殊能力の劣悪な燃費を補っている。
AU-KVに対応している。
(※この機体はプレイヤー様からのイラスト投稿を受け、
紀藤トキGSDの監修の元で採用させていただいた機体となっております。
当初、ZGF-0「OGRE」のみのイラスト投稿でありましたが、量産機の新規書き起こしていただきました。
投稿していただいたお客様には、ここであらためてお礼を申し上げます)
・機体特殊能力
○圧練装甲
敵の攻撃によって生じた圧力を練力に転換する特殊装甲。適切な衝撃を該当部位に「受ける」ことで衝撃を練力に転換できる。装甲に埋め込まれた圧練素子は使用毎に交換が必要で、面積の問題から使用回数は4回が限度。
固定武装「圧練装甲」で受けに成功した時、受けたダメージの1/2を練力として取得できる。一度に取得できる練力は100が上限。
○ツインブースト・OGRE/A
カプロイア社が独自に研究・開発した二段階ブーストシステムにある傭兵の意見を取り入れたシステム。
ブーストを逆噴射に用いて急制動を行い、短距離の離着陸を可能にした。
未改造状態で通常のブーストに加えて練力を余計に30使用することで作動し、離着陸時の行動力消費及び滑走路を無視できる。
○ツインブースト・OGRE/B
カプロイア社が独自に研究・開発した二段階ブーストシステムにある傭兵の意見を取り入れたシステム。
非常に切れ味の鋭い機動が可能になっている。
未改造状態において通常のブーストに加えて練力を余計に100使用することで作動し、攻撃力に+150、命中力/回避力にそれぞれ合計+120(ブースト込みで+150)の修正を受ける。
効果は1ターンの間持続する。
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・機体の特徴
ラストホープ島にいるスッチーことスチムソン博士が自らの希望により作成、調整に関わったハンドメイドに近いナイトフォーゲルである。
突然の申し出を受けたULTは急ぎ資材と設備を手配し、作り上げられたのがこのガネットである。
形式番号的には設備を提供したカプロイア社の物がついているが、厳密には同社の生産機というわけではない。
操縦者のエミタAIに合わせて機体を調整するという試みがなされており、通常のKV以上に乗り換えは困難な機体となった。
その甲斐あって各部に仕込まれたバランサーの応答速度は極めて速く、巨体に似合わぬバランスのよさを実現している。
また、操縦者との同調の予期せぬ付加効果として、周囲に操縦者の覚醒効果と類似の映像効果を現出する場合があるらしい。
なお、サイズが大型なこと、変形時及び動作時などに『ジャキーン』『ガシーン』等の特徴的な音を発生させる点から、隠密作戦に不向きである。
ガネットブレイド、ガネットバスターなどの劇中装備の製作も視野に入っていたようだが、期日の問題で採用されていない。
外部拡声器に対する調整が甘く、ややエコーがかかって聞こえるが、スッチーによれば仕様だという。
コクピットは生身用コクピットの他に、独自のAU-KV合体システムが内蔵されている。
ただし、この独自システムは特別な効果がないのにコストばかり嵩む為、他のメガコーポレーションは採用する予定はない。
東京で放映中の海賊アニメ『蒼空のフロンティア』を視聴した事がスッチーの製作動機だと判明したのは、その完成後だった。
(※この機体はクリエイティブRPG『蒼空のフロンティア』とのタイアップ企画による機体です)
・固定兵装
○ガネットファング
SES搭載武器。
射程内の目標に対して照準後、搭乗者のエミタAIによって機動パターンを入力され射出されるミサイル。
射出後3回まで軌道変更を行う機構を有し、理論上は目の前の敵の背中に着弾させる事が可能。
射出後は決められた軌道を飛ぶだけなのだが、その変則性から回避は極めて困難である。
・機体特殊能力
○ガネットオーラ
機体の特殊能力というには微妙だが、スッチーによる仕様である。
機体設定にて搭乗者が明示した幻影(色のついた閃光、あるいはもやもやした不定形の幻、サイズは機体の倍程度、位置は機体の周囲)を1シナリオ中で1度だけ現出する事が出来る。
幻影は1行動(攻撃・移動など)の間だけ生じ、すぐに消滅する。これは攻撃補助や幻惑の効果などは持たない。
その様はまさに『スーパーロボットの必殺技(などの)シーン』である。
○ガネットツインブースターA
カプロイア社が独自に研究・開発した二段階ブーストシステムをスッチーが改造した物。
ブーストを逆噴射に用いて急制動を行い、短距離の離着陸を可能にした。
未改造状態で通常のブーストに加えて練力を余計に30使用することで作動し、離着陸時の行動力消費及び滑走路を無視できる。
○ガネットツインブースターB
カプロイア社が独自に研究・開発した二段階ブーストシステムをスッチーが改造した物。
未改造状態で通常のブーストに加えて練力を余計に40使用することで作動し、命中と回避に+20する他、移動中に旋回を行う事が出来る。
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・機体の特徴
カプロイア社が開発した、宇宙用高速強襲型KV。
機体名はイタリア語の「sfida(挑戦)」から。
非常に優美な外観をでありながらも同社製の機体としては破格の価格である。加えて同社製オウガを上回る攻撃力、それと同レベルの知覚力を保持。
反面防御性能は宇宙戦闘に耐えうるギリギリまで切り捨てている。
こういった機体性能のピーキーさは、ある意味で期待通りと言えるだろう。
特徴は主推進機関であるG光線タービンに加えて、両肩部に小型プラズマロケットを補助推進機関として搭載している点。
この複種・複数のエンジン搭載により、機体の武装。あるいは装甲面に皺寄せがいく結果となったが、これによって得られる出力の高さは高級機に比べても遜色のないものである。
その他、駆動装置は人工筋肉、姿勢制御にはエミオンスラスター、コクピットにはKVコクピットシステムを採用している。
AU-KV対応。簡易ブースト使用可能。宇宙、空、陸に対応。
(※この機体はタイアップ企画により、クリエイティブRPG『蒼空のフロンティア』にも登場しています)
・機体特殊能力
○メテオブースト
ツインブーストシステムを宇宙用に転用した旋回重視2段階ブーストシステム。
発電機としての機能も持つG光線タービンを電源として利用することでエネルギーを確保。
補助ユニットであるプラズマロケットをフル稼働させて高い機動力を得る。
またフル稼働の副次効果として、SES出力も増大、火力が向上する。
未改造状態において通常のブースト、あるいは簡易ブーストに加え練力を100消費することで発動し、命中・回避がさらに+120、攻撃・知覚に+100の修正を受ける。
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・機体の特徴
カプロイア社の宇宙戦対応KV。設計に関しては、ULT主導の下にドロームとカプロイア共同で行われた。
バグア本星艦隊に囚われていた「バーデュミナス人」の戦闘兵器「フィーニクス」をULT技術局が解析、そのデータを元に製作された機体である。
原型となったオリジナル・フィーニクスに比べればかなり小ぶりとなったが、これはパイロットであるバーデュミナス人と人類の体格差による部分が大きい。また、人類には簡易ブーストによる擬似慣性制御技術が存在したことも、機体の小型化に寄与した。なお、エンジンは人類仕様の物を使っているが、SESにより十分な大出力を維持している。
特筆すべき点として、原型機でも行われていた余剰出力の攻防への転用がある。機体動力に直結した固定武装「フィーニクス・レイ」はKVサイズの火砲としては最大級の掃射能力を得た。また、瞬間的なエネルギー放出を伴う緊急回避は、光と熱量を残す事で敵のセンサーを欺瞞する効果もある。
これら異星技術の応用が短期間で可能となった背景には、ドローム社とカプロイア社の間で続いていた技術提携があったようだ。幅広い機体設計技術と経験を持つドロームからは、マリアンデールの排熱機構や、スカイスクレイパーの緊急回避プログラム、及び大出力エンジン搭載時の制御ノウハウなどが提供されたという。カプロイア技術陣は提供されたそれらの技術を元に、機体を組み上げる応用部分を突貫作業で行ったようだ。なお、同社広報によれば、相反する部分も有る尖った他社技術を融合させるという困難なハードルではなく、いかにして原型機の雰囲気を残したKVにするかに注力したらしい。
「故郷を離れて巡りあえた客人が、我々に開示した技術とは彼らにとっての誇りと魂だ。言葉が十分に通じぬやもしれぬその心に報いる為に、形で示す事も必要だと考える」というのがカプロイア社総帥の言葉である。一方、ドローム社社長は夢見がちな瞳で「その通りですわね」と感想を述べたという話も有るが、こちらは確認が取れていない。
なお、製造元がドローム社との協同ではなくカプロイア単体となった理由は、規格外の部品や設計が含まれる同機の生産に対応可能だったのが、現時点ではカプロイア社のみであったという点が大きい。
AU-KV対応。簡易ブースト使用可能。宇宙、空、陸に対応。
(※この機体はクリエイティブRPG『蒼空のフロンティア』とのタイアップ企画による機体です)
・機体特殊能力
○プロトディメントレーザー
バグアのディメントレーザーの原型となった兵器。
機体動力に直結した固定武装「フィーニクス・レイ」の放出エネルギー量を増大化させ、一定の範囲内を掃射することができる。
練力を消費して発動する。知覚に数値分の修正を受けた状態で、一直線上600m(地上60スクエア、広域や高空で6スクエア)の範囲攻撃を行うことができる。
使用後は3ターンの冷却が必要となる。冷却中は防御と抵抗に-100の修正を受け、フィーニクス・レイの発射が不能となる。
○残像回避
瞬間的なエネルギー放出を伴う緊急回避システム。放出されたエネルギーは光学的、熱量的な残像を形成して敵のセンサーをかく乱する効果を併せ持っている。
練力を消費して発動する。回避に数値分の修正を受け、発動時に行動力などを消費せずに隣接スクエアに移動する事が出来る。陸上・空中・宇宙で使用可能。