S-01 R-01 F-104 LM-01 W-01 S-01H PM-J8 LM-04 R-01E A-1 F-201 KM-S2 F-201E S-01COP R-01COP MSAC-001A DE-011 F-196 KM-m3 R-02 F-204 S-02 PM-J9 YACS-002C

ナイトフォーゲル F-204 スレイヤー

攻撃360
命中330
回避290
防御320
受防320
知覚330
抵抗280
移動4
行動3
装備420
生命270
練力290
副兵装スロット数4
アクセサリスロット数4
通常最高速度M2.32
ブースト最高速度M6.8
巡航速度(経済)1346km/h
歩行最高速度42km/h
装輪走行395km/h
全長19.1m
全翼22.6m
空虚重量22.9t
乗員1名(簡易補助シートあり)
直立時の全高14.3m
イラストレーターKurach!

・機体の特徴
 ドローム社第3KV開発室が開発した高性能汎用機。同開発室が主設計を担当したF-201『フェニックス』の後継機に当たる。
 元々は201と同じく高機動系の汎用機を目指して開発が進められていたが、兄弟機『YF-205』(高速重装甲型汎用機)の開発中止に伴い、一部技術を統合。軽量型コンフォーマルタンクの上に新型の多目的装甲を増加装備として配する事によって、高機動機ながら高い耐弾性を実現。初期案に比べて速度と機動性、積載量は低下したものの、改良が施された高出力エンジン『SES-200』のハイパワーによりその瞬間性能は極めて高く、大型の重戦闘機であるにも関わらず、非常に高いレベルでバランスの取れた機体に仕上がっている。その姿・性能は、「片肺になっても、片翼が半分もげても帰ってくる」というアメリカ軍機の『伝説』を受け継ぐに相応しいものだろう。
 また、この204は、 元々が実験機で多くの派生機・改良型を生む事となった201とは異なり、当初から実戦での運用を想定して設計が行われたため、単純な戦闘能力だけでなく、KVとしての総合性能も高い。主たるものだけでも、搭載機数向上の為の艦載形態の採用、整備性向上の為の各機材のユニット化、ソフトウェアによる自己診断機能とバイパスを用いた簡易ダメージコントロール機能、DE-011『ワイズマン』とのリンクを想定して最適化した簡易C4I機能などが上げられる。また、S-01H系で実験的に搭載されていた各種地形対応のフィルターを初めて本格的に採用しており、それらを換装する事により、熱帯、湿地帯、砂漠、寒冷地等での長期的運用にも対応できる。
 目指したものは『次世代標準』。『大気圏内最強』を旗印に『シェイドに打ち克つもの』の名を与えられた本機には、普通に扱ったとしてもそれに相応しいだけの性能が与えられている。だが、それ以上のものを引き出そうとする場合には癖が強く、乗り手を選ぶ機体となっている。現状では生産数も少なく、調達価格が高い事もあって、その配備は正規軍特殊部隊や一部エース、特殊作戦軍の傭兵たちから優先的に進められている。
 AU-KVに対応している。


・機体特殊能力
●宙空変形スタビライザー
 ドローム社第3KV開発室が改良を継続してきた空中変形技術の発展型。機体を包み込む白い力場を形成することによって、変形後はもちろん変形中の気流の乱れも制御し、速度と高度を維持するシステム。短時間ながら空戦速度での人型飛行を実現している。エンジンの改良により、フェニックスD/A3型のそれと比して消費練力の改善と稼働時間の延長、人型飛行時の自由度の向上などが図られている。

○宙空変形スタビライザーA
 『宙空変形スタビライザー』のシステム内における、所謂、『ブースト空戦スタビライザー』の部分。単独でも使用が可能。
 ドローム社のみが開発し、現在もブラックボックスである特殊なブースト時機体安定補助装置。この技術はドローム社が独占しており、一切公開されていない。
 練力70を消費。1ターンの間、行動力が1増加する。

○宙空変形スタビライザーB
 『宙空変形スタビライザー』のシステム内における、空中変形・人型飛行の中核部分。『強化変形機構』の技術が安全装置に用いられている。
 『宙空変形スタビライザーA』の使用中のみ使用可能。練力30を追加消費する事で、次ターン開始時までの間、人型での『飛行』が可能となり、その間、近接・中距離武器(盾を含む)の使用が可能となる。
 次ターン開始時、練力50を追加で使用する事で、継続しての人型飛行が可能。このコストは改造により減少しないが、前提条件のAは不要である。
 継続しない場合は安全装置が働き、即座に戦闘機形態へと変形する。


●宙空人型機動制御システム『エアロサーカス』
 人型形態時、脚部および背部のスラスターユニットを用いて行われる推力偏向機動。および、SES-200改エンジンの余剰推力を用いたSES強化機能。空中変形時の戦闘能力を向上させる為に搭載された追加装備で、F-196『スカイセイバー』のそれとは異なり、手数よりも威力を重視したものとなっている。
 地上戦でも使用は可能ではあるが、前提となる練力消費は必要となる為、空中変形時に比べるとその効率は低下する。
 『宙空変形スタビライザーB』の使用中、かつ、人型形態時のみ使用可能。
 無改造状態で、攻撃時、余分に行動力を1消費する事で、隣接するスクエアを含む9つのスクエアのうち、任意の1スクエアに任意の方向を向いて移動する。その場合、攻撃・知覚に+300、命中に+100の修正を得た上で、命中・攻撃判定を行う事ができる。

●『SES-200改』スルトシステム・オーバーブースト
 2基のSES-200エンジンと制御装置からなる『スルトシステム』を用いたオーバーブースト。
 不安定だったSES-200エンジンに制御装置を組み込んでシステム化する事により、ブースト時の戦闘修正を3倍程度にまで引き上げる事が可能となっている。
 無改造状態で、ブースト使用中に練力30を追加消費する事により、通常のブーストの効果に加え、1ターンの間、攻撃・知覚に+90、命中と回避に+60の修正を得る。

購入する

F-204 S-02 PM-J9 YACS-002C

ナイトフォーゲル S-02リヴァティー

攻撃 250
命中 240
回避 200
防御 180
受防 180
知覚 220
抵抗 180
移動 4
行動 3
装備 380
生命 140
練力 200
副兵装スロット数 3
アクセサリスロット数 4
通常最高速度 M2.75
ブースト最高速度 M6.5
巡航速度(経済) 1112km/h
歩行最高速度 42km/h
装輪走行 442km/h
全長 16.5m
全翼 11.56m
空虚重量 13.5t
乗員 1名
直立時の全高 10.2m
メインエンジン G光線タービンエンジン
駆動系 リニアモーター駆動
姿勢制御装置 エミオンスラスター
イラストレーター Kuratch!

・機体の特徴
 機種名:S-02「Liberty」。
 ドローム社が開発した宇宙用ナイトフォーゲル。
 S-02の型番通り、KVの原点たるS-01の系譜を引き継ぐフラグシップ機として開発され、戦術、戦略の両レベルでの高い能力が求められている。
 宇宙兵器としての基本フォーマットは未来科学研究所が研究開発していた「宇宙戦闘機理論」を採用しているが、KVとしての開発の下地はS-01系列のハイエンドモデルS-01H及びHSCにルーツを求めることができる。
 宇宙兵器としてまったく新しいフォーマットが使われている為、逆にその他の部分では堅実性を重視した設計は最新鋭機に比べて保守的であり、S-01Hなどに近いものとなっている。
 運用面においてもS-01HやHSCで収集されたデータを基にS-01のコンセプト『超高速の一撃離脱戦法』を継承している。
 S-02の特徴としてS-01HSCと比してもスペック上の練力が大きいことがあるが、これはブーストによって宇宙戦闘機動を実現しようとしていた為である。  しかし、通常ブーストによる宇宙戦闘機動は燃費効率が非常に悪く、より効率的な大容量燃料タンクの積載で対応しようとするも抜本的な解決には至らなかった。
 ブレナー博士の登場により『簡易ブースト』が開発されたが、練力の増加はアドバンテージとして残す事となった。
 また、燃料消費増への対応として、出力伝達経路の効率化を図り再設計した為、非物理兵装へのSES出力の向上を見ると共に、非物理攻撃への耐性を獲得している。

 メインエンジンはG光線ターボジェットエンジン。エミオンスラスターを搭載。
 コクピットはブロック型コクピットシステムを採用している。
 AU-KV対応。簡易ブースト使用可能。宇宙、空、陸に対応。

>>マニアック解説

・機体特殊能力
○ブレス・ノウ Ver.4
 SES出力を一時的に増加させてAIと連動させることにより、相手の動きを予測する装置。Ver.3の改良型で、距離に関係なく一定の予測精度を保持し、一定以上の遠距離ではVer.3より性能が劣るが、一定以下の距離ではVer.3より高い予測精度を誇る。
 未改造時において練力30の消費で発動。1ターンの間、『命中+100』の修正を得た上で命中判定を行える。

○アグレッシヴ・ファング Ver.4
 武器へ付与するSESエネルギーを一時的に高める装置。バースト・アグレッシヴファングを瞬間の攻撃力を高めたVer.3と規定した時、こちらは、知覚兵器にも対応し汎用性を高めたVer.4となる。
 無改造状態で練力20を消費して発動。命中判定前に使用を決定することで、その攻撃に限り『攻撃+100 知覚+100』の修正を得る。

購入する

F-204 S-02 PM-J9 YACS-002C

ナイトフォーゲル PM-J9クルーエル

攻撃 100
命中 310
回避 130
防御 140
受防 140
知覚 400
抵抗 190
移動 4
行動 3
装備 450
生命 200
練力 340
副兵装スロット数 4
アクセサリスロット数 4
通常最高速度 M2.8
ブースト最高速度 M6.6
巡航速度(経済) 1132km/h
歩行最高速度 42km/h
装輪走行 398km/h(瞬間)
全長 13.9m
全翼 11.2m
空虚重量 12.6t
乗員 1名
直立時の全高 7.8m
メインエンジン G光線タービンエンジン
駆動系 リニアモーター駆動
姿勢制御装置 エミオンスラスター
イラストレーター Kuratch!

・機体の特徴
 ドローム社を代表する知覚特化機体アンジェリカの後継機として開発された宇宙用ナイトフォーゲル。
 当初は地上用機体として開発が行われていたが、バグアの宇宙ゲートが発見された『極東ロシア戦線』以降、いち早く宇宙機体としての開発に変更された経緯がある。
 その開発期間は実に3年に及ぶ。『高出力SESエンハンサー』の改良にあたり放熱の問題は避けて通れず、また、開発後期にバグア由来の技術供給が途絶えたことにより開発が一時中断するなど、非常に多くの障害を乗り越えての完成となった。
 ドローム社がバグアとの繋がりを断って以来、『ブースト空戦スタビライザー』の新規供給・開発が停止し、在庫数が限られている。
 その窮状を救う形となったのが、カプロイア社が独自に研究・開発した二段階ブーストシステムであった。
 二社の共同開発技術となった『ツインブースト空戦スタビライザー』は、1基のブースト時機体安定補助装置にツインブーストによる高推力を加えることで一時的に機体出力を増大させ、同時に急制動時の安定性も向上させている。
 アンジェリカの基本スペックを継承しつつ、知覚を強化。大容量燃料タンクの搭載により燃費の悪さを補い、宇宙での戦闘にも適応させた。兵装スロットと搭載量の増大により、アンジェリカに比べて機体が若干大型化しているが、女性的なフォルムを崩さないよう配慮が為されている。
 AU-KV対応。簡易ブースト使用可能。宇宙、空、陸に対応。

・機体特殊能力
○ツインブースト空戦スタビライザー
 ドローム社のみが保有し、現在もブラックボックスであるバグア由来のブースト時機体安定補助装置に、カプロイア社の二段階ブーストシステムを組み合わせた二社共同開発技術。
 ブースト使用中のみ使用可能。無改造状態で練力を110消費して発動、1ターンの間、行動力が2上昇する。

○SESエンハンサーver.2
 ドローム社が開発した、非物理攻撃に使用するエネルギーの伝導効率を高める装置。
 無改造状態で、練力を60消費することにより、1ターンの間、非物理攻撃力が1.5倍になる。

購入する

F-204 S-02 PM-J9 YACS-002C

ナイトフォーゲルYACS-002C クラーケン

攻撃100
命中240
回避240
防御210
受防210
知覚280
抵抗210
移動5
行動3
装備500(固定兵装分を含む)
生命180
練力180
副兵装スロット数4(固定兵装分を含む)
アクセサリスロット数4
通常最高速度M2.05
ブースト最高速度M6.13
巡航速度(経済)941.5km/h
水中通常最高速度M0.085(56kt/h)
水中ブースト最高速度M0.17(112kt/h)
全長28.5m
全翼7.2m
空虚重量16.6t
乗員1名
メインエンジンプラズマエンジン、ハイドロジェット
駆動系電動モーター
姿勢制御装置反動推進・エミオンのハイブリッド
イラストレーターT.A.K.

・機体の特徴
 ドロームの開発した宇宙用ナイトフォーゲル。
 イカに似た既存のKVとも一般的な宇宙船のイメージとも一線を画す特異な形状が特徴。
宇宙・空中・水中での活動が可能であるが、代わりに歩行形態を持ない為陸戦や宇宙での施設突入には使用できない。
 異形と呼べるその機体形状は、フレキシブルな多関節を備える可動式の推進器と砲を装備する事で運動性の向上と攻撃可能範囲の拡大を図り、死角を無くす事を意図して採用されたものである。
 本来、試作機を意味するYナンバーは外されるものであるが、既存のKV体系から外れる特殊な機体である為、注意喚起用としてあえて残されている。

 8基の触手状の可動式推進器「テンタクルスラスター」により複雑な推力制御を実現。
推進器自体を動かす事による推力偏向と、簡易ブーストの組み合わせにより高い機動性と姿勢制御能力を備える。
 AU-KV対応。簡易ブースト使用可能。宇宙、空、水中に対応。

・機体特殊能力
○多脚潜水艇モード
 クラーケンの潜航形態。
 触手型の多関節推進器を複数搭載する事から多脚潜水艇と命名された。
 潜航形態時、200mまで潜航可能。
 潜行中は消費練力が3→10に増える。開発時に懸念されていた移動力の低下は、パピルサグIIよりの技術フィードバックにより解消された。
 離着水は水上で行い、高度変更の行動力を消費する。潜航形態と飛行形態の切り替えは離着水の滑走中に行われる。
 水中と空中の間を高速で行き来できないことに注意。

○テンタクルスラスター
 触手状の多関節可動式推進器8基を動かす事で推力偏向を行う。
 開発途中まではこれ自体で行動力を消費せずに方向転換が可能だったが、簡易ブーストと効果が被る事が判明した段階で調整が加えられ、併用する事で機動力・姿勢制御能力を強化するスキルに変更された。
 宇宙・水中でのみ使用可能。強度の関係上空中では使用不可。
 無改造状態で、簡易ブーストまたはブースト中に練力10を消費して発動、1ターンの間命中・回避+40の修正を受ける。

○ブラストテンタクル
 長く柔軟な多関節アームの先端にレーザー砲と小型レーダー・ソナー・カメラを搭載した可動式砲台「ブラストテンタクル」による全方位攻撃機能。
 触手先端のセンサーを目標捕捉に活用しているが、機体前方に搭載されたメインセンサーと併用しないと十分な精度は得られ無い為、メインセンサーの範囲外である後方――“視界外”へ攻撃を行う場合は命中精度が低下する。
 また、強度の関係上大気圏内を飛行する時は前方を向けて固定される。出撃前か潜航形態からの変形時、宇宙空間で関節のロック解除が行われる。
 固定兵装使用時、宇宙と水中では機体の向きに関わらず攻撃を行う事が可能。
 ただし後方180度への攻撃時は命中に-50の修正を受ける。
 空中では前方へのみ攻撃可能。

購入する

F-204 S-02 PM-J9 YACS-002C