・機体の特徴
ドロームの開発した大型KV。全領域対応と高い拡張性の両立を目指した結果、既存機と一線を画す異形のシルエットとなった。
その形状から魔人型とも言われる。外観は異様だが、技術的に新規の要素は少ない。
機体愛称は独特の歩行形態から想起されたメソポタミアの伝説上の蠍人間の名が由来。
愛称から連想された蠍座α星アンタレスに因み赤を制式色とする。
飛行型をベースに機体構造に耐圧構造を盛り込んだことで限定的ながら潜水能力を備えるが、
万能化の代償として価格、サイズに比しただけの性能は実現しえていない。
また、初の多脚KVであるため、試作段階では脚部の変形機構は独立稼動を必要としていた。
この部分変形機構は最終的にも残されており、飛行・潜航形態で脚部を展開、陸戦形態で脚部を畳む等がマニュアルで可能である。
基本的には無意味、あるいはマイナス要素ともなる機能だが、発想次第で有効利用は可能かもしれない。
大型の機体、多脚の複雑な構造と安定性により、機動力が高いとは言い難く、それを補う為に後部に尾に似た形状の偏向スラスター内蔵可動肢、脚部にホバー推進器を搭載。
可動式スラスターと装輪走行の代わりのホバー推進を搭載している
これらのスラスターやホバーの補助によって、ようやくスペックの性能を実現している為、ホバーの特性を期待することはできない。
大型の機体のためコクピット内のスペースにも余裕がありAU-KVにも対応可能。
●固定武装「ブラストシザース」
蠍の鋏に似た形状の武装内蔵型サブアーム。
爪の間にレーザー砲を搭載し非物理射撃攻撃を行える。
更に通常の腕同様の武装マウントとしても使え、有腕先行艇モードにおける「腕」とは、このブラストシザースである。
なお武装マウントとして使用中は射撃は行えない。
飛行時は関節を畳んでロックされ、固定式レーザー砲として運用可能。
大気中用と水中用のSESを搭載により、レーザー砲としては地上、空中、水中のすべて使用が可能。
ただし、武装マウントとしては空中では使用することが出来ない(空中格闘は出来ない)。
・機体特殊能力
○有腕潜水艇モード
飛行形態から各部を閉鎖して潜航形態へ変形する。形状は飛行形態に準じ、飛行形態の時点で対圧構造が計算されている。
深度75mまで潜航可能。通常の水中用KVと違い、水中で歩行形態に変形できない。
代わりに水中ではブラストシザースが展開することで水中用格闘武器を使用できる。
潜行中は消費練力が3→5に増え、更に回避-20、移動-1の修正を受ける。
離着水は水上で行い、高度変更の行動力を消費する。潜航形態と飛行形態の切り替えは離着水の滑走中に行われる。
水中と空中の間を高速で行き来できないことに注意。
潜水能力は本格的な水中機には及ばない限定的なもので、潜航可能深度は浅く、耐圧のため空陸用スラスターを閉鎖するため機動力も低下する。
○アサルト・フォーミュラ
ブレス・ノウ、アグレッシヴ・ファング、SESエンハンサーを基にした複合強化システム。
出力系統の切り替えによって物理・非物理双方に対応している。
汎用性を優先したため類似スキルのファルコン・スナイプに上昇量は劣る。
▼アサルト・フォーミュラA
敵機動の予測とSESへのエネルギー付与により一時的に出力を増大させるスキル。
モードAは物理攻撃用。練力を消費し攻撃と命中を高める。
未改造状態で練力20を消費。1ターンの間攻撃・命中に+50の修正を受ける。
アサルト・フォーミュラBとの併用はできない。
▼アサルト・フォーミュラB
敵機動の予測とSESへのエネルギー付与により一時的に出力を増大させるスキル。
モードBは非物理攻撃用。練力を消費し知覚と命中を高める。
未改造状態で練力20を消費。1ターンの間知覚・命中に+50の修正を受ける。
アサルト・フォーミュラAとの併用はできない。
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・機体の特徴
ドローム社開発の電子支援機。
従来の電子支援機があくまでバグア側のジャミングの中和やジャミング等に力点を置いていたのに対し、本機はAWACS(早期警戒管制システム)に近い役割を想定して開発されている。
ただし、単座型の機体ということもあり、AWACSよりも規模の小さなAEW&C(早期警戒および管制)として配備されている。任務としてはFAC(前線航空統制)に近いとの指摘もある。
高性能の電子機器や各種センサーを無数に搭載し、高出力の通信システムで戦域内の味方機へ戦況情報を伝達する事が可能。
単座での指揮管制を補助する為に各種AIによる補助が行われているが、AIによる演算はパフォーマンスを圧迫する為、機体本体の性能を制限してしまう。また、口頭などによる管制活動も、データの確認などで集中力を奪われる為、戦闘行動を取りつつ管制を行う事はあまり推奨されていない。
これは、効果範囲が限定的であるものの、敵機の未来位置や攻撃行動を高精度で予測し、効率的な戦闘行動を可能とするシステムとなっている。
純粋な戦闘能力は最低限の自衛が行えるレベルでお世辞にも高いとは言えない。
また、メインシステムとなるコンピュータ類や各種センサーなど、機体を特徴付けるシステムの多くにブラックボックス化が施されている為、損傷時はユニットごと交換する必要がある。
AU-KVに対応している。
・機体特殊能力
○ハイ・コミュニケーター
大出力の発振を行う事で、バグアのジャミング影響下でも強引に通信を確立するシステム。
受信機も高利得のものが用いられており、通常型KVの無線出力でも余程高レベルのジャミング影響下でなければほぼノイズの無い受信が可能。
○タクティカル・プレディレクション
敵機の未来位置や攻撃行動を予測し味方機へ伝達するシステム。
有効範囲が極めて狭いが、有意な未来予測は近距離でしか機能しない事が原因。
稼動パターンが2種設定されており、Aパターンは高精度の未来予測機能であるが電力消費量が極めて大きく、機体コンピュータの演算容量を大きく食う。
その結果として、機体全体の性能が大きく低下する欠点を抱えている。
Bパターンは予測精度を落とし、機体へかける負荷を低減する事で連続的な使用を想定した設定となっている。
以下は未改造状態における数値である。
A:ターン開始時に錬力を80消費。
1ターンの間、機体の攻撃、命中、回避、知覚が−80され、移動力、行動力が−2される。
1ターンの間、半径5スクエア以内の味方機の行動力が+1される。この効果は自機には影響を与えない。同じ能力による重複は発生しない。
B:ターン開始時に錬力を20消費。
1ターンの間、半径5スクエア以内の味方機の回避と命中を+50する。この効果は重複する。
アンチジャミング装置ではない為、各種アンチジャミング装置とも効果が重複する。
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・機体の特徴
UPC北中央軍海兵隊および特殊部隊の要求により、ドローム社第2KV開発室が開発した特殊作戦機。
初めから空中変形の使用を前提として設計が行われたKVであり、空中変形を含めた近接戦闘能力の向上が図られている。
同社のF−201『フェニックス』に対して、軽量化と低燃費化、整備性の向上を徹底して追及した中型機であり、生存性と瞬間の機動性においては一歩譲るものの、高い攻撃性能と機動性を有している。
人型飛行を可能としているシステムは『エアロダンサー』という従来の『空中変形スタビライザー』を統合したシステムである。事実上の飛行可能時間は短いものの、それを相殺する『アグレッシヴ・トルネード』を採用している為、『空中変形機』、『近接格闘戦機』の面が強く押し出された形となってはいる。
本機が搭載する『アサルト・フォーミュラ』は、『パピルサグ』に採用されたものと同じ新鋭装備である。
・機体特殊能力
○エアロダンサー
複数に分かれていたシステムを統合して空中変形に特化したシステム。短時間ながら歩行形態での空戦速度での飛行を実現している。赤い力場を形成することによって、変形後はもちろん変形中の気流の乱れも制御し、速度と高度を維持することが可能である。
以前のシステムに比べて燃費が大きく改善されたものの、空戦スタビライザー系の行動力増加が搭載されていない。
未改造状態で練力80を消費する事で発動し、練力を消費して発動し、空中戦で近 接・中距離兵装を使用できるようになる。変形には通常通りに行動力を消費する。ターン終了時までに飛行形態に戻らないと、機体制御の回復が困難になる。
○アグレッシブトルネード
空戦スタビライザー系技術を応用した近接格闘戦用の特殊能力。攻撃の威力を下げることなく、近接・中距離武器の攻撃速度を増加させ、手数を増やす事が出来るようになる。
『エアロダンサー』使用中にのみ使用可能。練力を消費する事で、『主兵装限定』、『近接武器・中距離武器限定』による『3回攻撃』(行動1で3回攻 撃。命中判定・弾数消費も通常通り3回行われる)を行う事が出来る。1ターン中に1度のみ使用可能。
地上で使用する場合でも、「エアロダンサー」との併用が必須であるが、地上において「エアロダンサー」の具体的な効果は存在しない。
○アサルト・フォーミュラ
ブレス・ノウ、アグレッシヴ・ファング、SESエンハンサーを基にした複合強化システム。
出力系統の切り替えによって物理・非物理双方に対応している。
汎用性を優先したため類似スキルのファルコン・スナイプに上昇量は劣る。
▼アサルト・フォーミュラA
敵機動の予測とSESへのエネルギー付与により一時的に出力を増大させるスキル。
モードAは物理攻撃用。練力を消費し攻撃と命中を高める。
未改造状態で練力20を消費。1ターンの間攻撃・命中に+50の修正を受ける。
アサルト・フォーミュラBとの併用はできない。
▼アサルト・フォーミュラB
敵機動の予測とSESへのエネルギー付与により一時的に出力を増大させるスキル。
モードBは非物理攻撃用。練力を消費し知覚と命中を高める。
未改造状態で練力20を消費。1ターンの間知覚・命中に+50の修正を受ける。
アサルト・フォーミュラAとの併用はできない。
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・機体の特徴
ドロームにて開発された高出力荷電粒子砲DR−Mを搭載する為に開発されたKV。
DR−Mが必要とする専用ジェネレータと冷却システムの積載が可能な機体は大型のスピリットゴースト以外に無く、知覚武装に対して相性の悪い同機の大改造が、開発の最初の難関であった。
特に熱管理については最終段階でも解決を見る事は無く、DR−Mの掃射モードを起動した場合、強制開放型装甲と放熱フィンと放熱索の併用による放熱を余儀なくされる。
200mm4連キャノン砲を取り外し、代わりに比較すれば軽量なDR−Mシステムを組み込んだ結果、本来のスピリットゴーストよりもやや軽快な動きが可能となっている。また、熱管理の為に新たに設計された強制開放型装甲は、閉鎖時には従前より耐弾性を高めるという余禄をもたらした。
斯くの如き困難の末に実用に至ったDR−Mの威力は代償に相応しい物だが、使用局面が限られる為に軍への採用は行われていない。
・機体特殊能力
○掃射モード
DR-M高出力荷電粒子砲の掃射モード。射線上の対象(敵・味方問わず)をまとめて攻撃することが可能。専用のSESエンハンサーを使用して大出力を可能としている。
DR-M高出力荷電粒子砲でのみ使用可能。無改造状態で練力100を消費する事で射程内、射撃直線上の全ての対象に対して攻撃判定を行う事ができる。使用する毎に3Tの冷却が必要になる。その間、機体の防御・抵抗が50低下する。
○ファルコン・スナイプ改
ファルコン・スナイプの知覚型。機体の射撃制御と敵機の進路予測をAIで直接制御・解析することで、ロックオンまでの速度と精度を向上させているが、連動が不完全な為に対練力効率は低下している。
無改造状態で、練力50を消費することにより、1ターンの間、銃器、遠距離兵器に対し、知覚と命中に+100の修正を与える。
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・機体の特徴
ドローム社が開発したナイトフォーゲル。
R-01を開発した元インペリューム系の技術者が集結して開発した機体であるが、R-01との直接的な共通点はあまり多くない。
運動性よりも最高速度と装甲を重視しており、S-01に類似した一撃離脱戦法を得意としている。
小型機ながらドローム製KVの中でも屈指の防御性能は、20世紀の名機に因んで「ドローム鉄工所」と開発チームに呼ばれている。
また、その強大な推進力はストームブーストという特殊能力に結実している。
・機体特殊能力
○ストームブーストA
ドロームオリジナルの応用型ブーストシステム。
発生したエネルギーを全て推力にまわす事で爆発的な加速性能を得ている。
練力を30消費して発動する。1ターンの間移動+5される。
○ストームブーストB
膨大な推力によってダイブ・アンド・ズーム(急降下、急上昇)を可能にするシステム。
高空と低空間の移動を迅速に行うことができ、高空と低空間の移動に行動力を消費しない。
1ターンに1往復まで可能であるが、1回の使用で片道のみとなっている。
無改造状態で練力を30消費して発動する。
○バースト・アグレッシヴファング
アグレッシヴファングの強化型。攻撃インパクトの瞬間に武器に送り込んだエネルギーを破裂(バースト)させることで、FF貫徹力を上昇させる。
未改造状態で、練力40を消費して発動。命中判定の前に使用を決定することで、その攻撃に限り攻撃を+200上昇させる。