・機体の特徴
MSI社製、特殊攻撃型KV。
特殊能力の使用回数が限られている為、長時間戦場に留まる事は余り考慮されていないが、基本性能の高さと強力な特殊能力による瞬間火力を強みに持つ。
開発中に姿を見た傭兵達からは『骸骨』と評されたように、その姿はシュラウドを纏った死神に似る。
アヌビス以降のテーマであった推進・駆動系の自由度を求め、各部の独立ユニット化が進められており、歩行形態の機能は本体部に、飛行形態の機能はシュラウド部分にそれぞれ纏められている。
独自規格のパラジウムバッテリーを搭載しており、その出力を使用したフォトニック・クラスターは広範囲の敵を一度に攻撃する事が出来る。
コクピット周りはドーム型の装甲で覆われたイジェクションポッド式が採用されている。
AU−KV対応。
バージョンアップにより、フォトニッククラスターをG放電装置搭載型のヴォルテックスマッシャーに換装。
搭載機器部分が緩衝構造でパッケージング処理された事により、これまで脆かった部分に若干の補強が施されている。
ただし、使用の度に機体寿命を縮めるパラジウムバッテリーの強烈な負荷は改善されておらず、バージョンアップ後はより整備頻度に注意が必要となる。
・機体特殊能力
○真雷光破(ヴォルテックスマッシャー)
パラジウムバッテリーを消費して使用する、光波発振装置とG放電装置のハイブリッドウエポン。光波と電撃の振幅放射によって広範囲攻撃を行う。
射程5の90度コーンに位置する全ての対象に非物理による攻撃を行う。無改造時の能力において、命中率+50、知覚+70の威力を有する。
使用回数制限は2で、消費後は何らかの手段で補給が必要となる。
○強化型SES増幅装置『ブラックハーツ』
パラジウムバッテリーを消費し、強化型SES増幅装置を稼働させることで、機体の攻撃出力を1ターンの間上昇させる。
未強化状態において、攻撃+100、知覚+150を修正を得る。
使用回数制限は4で、使用後は何らかの手段での補給を必要とする。
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・機体の特徴
MSIが開発した銃火器運用特化ナイトフォーゲル。
KVの基幹技術こそMSIが担当しているが、機体コンセプトや開発の主導はMSI子会社の銃器メーカーが担当しており、野心的な機体となっている。
KV用の拳銃、小銃、突撃銃、狙撃銃に至るまであらゆる銃砲に対応する銃の申し子であり、いわゆる狙撃機体とも趣きの違うものとなっている。
特異な形状に反して、そのコンセプトは『戦場への対応』であり、複雑な内部機構はシステムを切り替えることで複数の顔=デュアルフェイスを見せる。
繊細な動きを実現する精細動性アクチュエーター、軽量さと機体剛性を両立させるMFRP装甲を採用している。ただし、MFRPは構造材としては十分ながら装甲材質としては同規模のメトロニウム合金に劣る側面もある。
AU-KVに対応している。
・機体特殊能力
デュアルフェイスシステム
精細動性アクチュエータのシフトチェンジにより、一時的に性能を切り替えるシステム。
システム管理、また駆体ストレッサーの解消の為、発動維持時間は固定されている。
以下の二つの特殊能力を内包するものとなっている。
バージョンアップにより追加された「ハイサイト」を加えて、トライフェイスとも呼ばれる。
○バレットファスト
精細動性アクチュエーター、高機動型シフト。機体全体の剛性は下がるが移動力と回避力が向上する。
無改造状態で、移動力+2、回避+50、防御・抵抗−20%。消費練力60で、3ターンの間持続する。
銃器アイコン兵装について、兵装スロットごとにリロード行動力を1づつ軽減する。
旋回に行動を消費しなくなる。
○スナイピングシュート
精細動性アクチュエーター、狙撃型シフト。機体全体の剛性と移動速度は低下するが、命中力が向上する。
無改造状態で、命中+20、移動力-2、防御・抵抗-20%、距離修正を10分の1にする。
○ハイサイト
デュアルフェイスシステムに新たに追加された、3つ目の顔。これによりトライフェイスとなる。
機体の一部分のみを瞬時にシフトチェンジし、射撃時により精密な照準補正を行うことができる。
これにより敵の弱点を適確に打ち抜くことができる。
射撃攻撃時、行動力を1追加消費し、対象の受防に-100の修正を与えた状態で攻撃を行う。