機動兵器

陸戦兵器

艦船

補助兵器・決戦兵器

その他


ギガワーム

全長1〜10km
全翼同上
最高速度M1.0以上(推定)
巡航速度(経済)250km/h(推定)
武装大型プロトン砲
(淡紅色光線砲)×20
大型収束フェザー砲(紫色光線砲)×4
尾 ×1
イラストレーター七六
・解説
 ギガ・ワームはバグアが使用している兵器(ワーム)のひとつであり、超大型の円盤状飛行物体のことを指す。
 その半径は福岡攻略作戦に使用された最も小型のものでも直径1km程度あり、現在確認されている最も巨大なものではメトロポリタンX攻略作戦に使用されたもので直径10kmを超えている。
 内部には数十〜数百機のヘルメットワームが格納されており、主に人類側拠点攻略に使用されている。
 かつて傷をつけることさえ困難とされたギガワームであるが、3kmサイズの物が名古屋防衛戦でG4弾頭の攻撃によって撃沈したのを皮切りに、1kmサイズではマドリードで1隻、アフリカで2隻が通常攻撃で撃沈に成功している。



ラインホールド

全長300m(推定)
全翼240m(推定)
空虚重量4t(推定)
最高速度M1.0以上(推定)
巡航速度(経済)巡航速度 30km/h
武装プロトン砲(淡紅色光線砲)×120
収束フェザー砲(紫色光線砲)×220
多目標誘導小型ミサイル
主砲(両肩・巨大プロトン砲)×2
副砲(両腕・実弾)×2
艦載兵器多数
乗員多数
イラストレーター山本七式
・解説
 ラインホールドはいわば地上版ギガワームとも言える存在である。現在東アジアに在する当機は、小型のヘルメットワームやゴーレム、キューブ・ワームなどを搭載している。
 主に防衛都市攻略に使われる同機は、いかなる強固な防衛力を誇る都市であろうとも、文字通り防壁を『踏み潰し』、地図の色をあっさりと変えていく。
 自身も全身にハリネズミのように砲座を保持している上、左右手と両肩には巨大砲を備えており、その一撃はひとつの町を消失させるほどであると言われている。
 自力飛翔可能であるが、コストパフォーマンスが悪いのか、あまり積極的に動こうとはしなかったが、アジア決戦に際し、オーストラリアバグア指揮官、バークレー搭乗のもとインドに向かい、一撃で北部の町ひとつを壊滅させる。
行く手を能力者に阻まれ、インドに辿り着く前に東京へと撤退する。
射程範囲が非常に長く、数キロ単位で対象をロックできる性能を保持している。

  2009年4月、極東ロシア戦線において傭兵による巧みな戦術とG4弾頭、ユニヴァースナイト弐番艦の攻撃により轟沈する。



UNKNOWN

イラストレーター七六
・解説
 映画撮影用にUPCがデザインしたバグア巨大ワームであり、海上空母としての用途を持っていると設定された。
 映画『Mid Night Summer 〜巨大蟹襲来 〜』においてはインド南東部に現われ、ラストホープ本島と接近戦を行なうという離れ技を演じたが、能力者の前に、多数のバグア演者と共に轟沈する。

 基本的にはCG及びハリボテであり、バグア襲来を風刺した古典怪獣映画であったが、設定上のスペックが現実のギガ・ワームとスペック比較を行なって何ら変わるものではないあたりが、映画と変わらぬ地球の危機を象徴しているとも言えるだろう。



ビッグフィッシュ

全長200m〜800m
最高速度M1.0以上(推定)
巡航速度(経済)600km/h以上(推定)
空虚重量不明
武装非武装/一部対空火器
乗員多数
イラストレーター十河シン
・解説
 ビッグフィッシュとはバグアの全長200〜800mほどの輸送艦である。
 ビッグフィッシュはヘルメット・ワームと同じく重力制御機能を持っており、まるで飛行船のように悠然と空に浮かび、飛行船よりもずっと早く大量の兵器を輸送可能である。これに匹敵する人類側の輸送機は存在していない。

 輸送艦という性質上、独自の攻撃手段はとりたてて持たず、また空中戦艦としての能力は大きくギガワームに遅れはとる。しかし、集団で運用することによって迅速な戦力展開を可能としており、地味でありながらもバグアの迅速な侵略の立役者となっている。
 遠距離から大量の兵員を輸送することに使用される同機は、その重要性から必然的に大量の護衛を引き連れて航行し、空中空母や揚陸艇としての役割を果たす。
 UPCは同機を重要な目標として優先的に撃墜することを奨励している。
 しかし、輸送機であり空母でもあるという性質上、必然的に同機は敵陣の奥深くに位置するものであり、効を焦って撃墜されたパイロットの数はダースでは数え切れない。