北アフリカ進攻作戦
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追加情報1 地中海の実情

(※ピエトロ・バリウス中将 背景はヨーロッパ攻防戦で暴れまわったバグア軍のアースクエイク)

 2008年5月にイタリア半島解放に成功したPearl Necklace作戦
 その後も長らく抵抗を続けてきたイベリア半島の3都市の一角、バレンシアが人類の手に戻ったのは、つい先月の事だった。バルセロナ、サラゴサ両市の敵の勢いも昔日の物は無く、地中海の出口を睨む要衝ジブラルタルのバグアも、少数の守備部隊を残して引き上げつつあるという。
 その流れに、マドリードに駐留するピエトロ中将の直属部隊の圧力が影響している事は間違いない。4月、UPCはそれに勝る大軍をイタリア中部に集結させつつあった。その多くは、Diamond Ring作戦の勝利による極東方面の安定とBogus Valentine's Day作戦における北極バグア基地の陥落によって余裕の出来たロシア軍の戦闘部隊だ。  イタリアになお残る競合地域の制圧には明らかに過大な戦力であり、また招集をかけたピエトロ中将自身、庭先の掃除の為に動かさないであろう事も同様に明らかだった。その半ばは歩兵と軽車両を主体とし、空挺作戦を目論んだ編成である。イタリア東部の港湾地区には大小の艦艇が、周辺から急ぎかき集められていた。

『Operation Arch Angel』

 19世紀とは別の意味で暗黒大陸となったアフリカ。
 バグア侵攻初期(1990年〜1999年頃まで)における散発的な攻撃に対してでさえ、絶望的な戦局と言われるほどの状況であった。
 1999年にバグアの本格的な侵攻が始まるとわずか数日間で、アフリカ大陸にあった軍事施設の大半は破壊され、ほとんど抵抗する間もなく全滅している。
 現在組織的な軍事的抵抗は行われておらず、アフリカ全域は占領状態にある。
 短期で陥落したため、本格的な進攻の後の情報が不足しており、現在の内情はほとんどわかっていないのである。

 そのアフリカ大陸に再び人類の旗を掲げるべく。作戦の前哨戦は既に始まっている。人類最大の飛行空母であるユニヴァースナイトの、そして彼らの英雄である中年の大佐の到着は、彼らの士気を否が応にも高めていた。
 そして、トゥーロン軍港沖で建造されている『ミカエル』。
 いまだコードネームしか知られていないこの巨大すぎる艦が、アフリカ攻略の切り札であろう。
 再びアフリカの地を踏むであろう軍に、ピエトロ中将自身が加わっていない事は、彼を良く知る者の間でも評価が二分されている。
 意外という意見は、苦しいアフリカ時代に彼とともに激戦を戦い抜いた兵に多い。
 そして、それ以後の彼の用兵を知る欧州軍の将官は、作戦全域を俯瞰できる位置に自らを置く行動を、極めて彼らしいと言う。

 いずれが真であれ、この戦いが『ピエトロ・バリウスの戦争』であるという事を否定する声は無かった。



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