ふむ、新しく入ってきた傭兵というのは君のことかな。
 私はミハイル・ツォイコフ大佐だ。君を歓迎しよう。

 ここには人類とバグアとの戦いの歴史がおさめられている。
 流れだけでも理解しておくと、君の今後に役立つこともあるだろう。
 君の活躍に期待している。


能力者出現以前

 1990年、人類は突如、バグアなる異星人と接触する。
 バグアは圧倒的な科学力を武器に人類への侵略を開始。
 アフリカは短期間に一斉に制圧され、バグアは返す刀でオーストラリアを攻撃。人類はオーストラリア大陸全域を失陥した。
 対する人類は、各地域毎にブロックラインを形成し、国際平和維持機構(UPC)を結成してバグアの侵略に対抗。

 しかし、有効な対抗手段を見つけられなかった人類は、バグアの攻撃を前に敗退を重ねる事となってしまう。そんな中、スチムソン、ブレスト博士両名の手によってメトロニウム合金やSESといった新技術が次々と発見される。

 人類の反抗は一時バグアを駆逐するように見えたものの、1999年、従来とは比較にならない規模のバグアが退去して襲来。人類は各戦線で敗退を重ね、2006年には、ついに国連本拠地であったメトロポリタンXが陥落。以降、能力者が発見されるまで、人類は絶望的な戦いを強いられる事となった。

 詳細については、「ワールドガイド」をご覧下さい。


大規模作戦の系譜

能力者の出現とともに、
バグアとは既に10近くの大規模な衝突がおこなわれている。

戦闘が激化するにつれてその規模も徐々に増大し、
当初600名ほどであった能力者の参加者も、
直近の戦いでは2000名あまりを数えるほどになった。

これまでの激突により人類は
イタリア半島、イスパニア半島、グリーンランド南部を解放し、
逆にインド北西部を敵に奪われるに到った。


詳しくはこちらから



アジア・オセアニア エリアの見所

アジア・オセアニアは豊かな資源を狙ったバグア軍からの攻撃を受けている地域になります。
現在、特に東アジアと中央アジアがその攻撃に晒されています。
攻撃も単にワームやキメラによる攻撃だけではなく、人々の精神面、人類同士の争いを煽る等、多様な攻撃が状況が続いています。

実際、大規模作戦【AW】において敵の手に落ちたインド北部は鉱物資源のみならず米や小麦を代表する穀倉地帯でもあり、その為慢性的な物資不足に拍車が掛かっています。
その為2008年冬より民官協力の元、大規模ボランティア【Asian Aid】が開始され、傭兵らの活動も単なる護衛のみならずボラティア活動の募集が行なわれています。

その一方、広い地域だからこそ赤道を中心とした熱帯、もしくは亜熱帯地域においては、バグア侵攻以前と変わらぬ生活水準を保ち、マリンスポーツや観光を楽しむ事ができるリゾートアイランドが多く広がっています。

ですが、その海にこそ敵の脅威が迫っていると考えている者も多い様です。


南北アメリカ エリアの見所

地球最大の都市・メトロポリタンXが存在した北米大陸では、人類とバグア両精鋭軍による戦闘が常に行われており、旧アメリカ合衆国の国土の大部分が戦場となっています。
破壊された大都市や広大な大地の上空では、双方の機体による航空戦が繰り広げられ、最前線の都市では橋頭堡を築いてバグアの侵入を防いでいる状況です。
一方、西海岸や旧カナダはバグアの侵攻を受けておらず、経済軍事の重要な位置を占めるとともに様々なイベントが催され、平和な一面を見せています。

メキシコ湾とカリブ諸国を中心とした中米は、現在殆どの地域がバグアの占領下となっています。辛うじて占領を免れた地域においても、常に侵略の危機にさらされています。

南米大陸では、ジャングルを舞台に泥沼のゲリラ戦が行われています。十分な補給もままならない南米戦線では常に物資が不足し、整備不良の機体がそのまま戦場に駆り出されるような状況です。
この地域のバグア軍はさほど強力ではありませんが、大自然の中に敵味方の勢力が入り乱れ、戦場は混乱を極めています。


ヨーロッパ・アフリカ エリアの見所

フランスでは薔薇と百合が咲き乱れ、地域的には二番目くらいに平和です。
イタリアでは爆破的な芸術が盛んであり、少々変わった人が奇行を繰り返しています。
イギリスも奇行が多いです、英国兵器工廠は苦労していますが報われた様子はありません。
東欧では民兵が奮闘しており、ルーマニアでは吸血鬼が跋扈していて大変自主規制です。
スペイン・グラナダ跡地は天秤座・カッシングが暴れた跡地として観光地帯になっており、ポルトガルは物持ちがいいという話で持ちきりです。
フィンランドは美少年美少女の産地ですが、襲ってはいけません。
ロシアは煮えたバグアたちの本拠地であり、日々激戦が繰り広げられています。
ソヴィエトロシアでは銃殺がアナタを祖国します。トルコは最前線で大変です。
ドイツは休養地帯であり、ヨーロッパでは一番平和でしょう。

一言でまとめます、カオスです。


グリーンランド、カンパネラ学園エリアの見所

人類の最後の希望たるラスト・ホープ島、そこにある能力者専用の学園がDivDの主要管轄となるカンパネラ学園となります。
能力者はバグア対策となる最終兵器、だが実際は兵器というわけではなく心を有した人間である。そこで人間らしく、それでいてバグアとも戦えるための戦闘訓練がカンパネラ学園の主な活動です。
学園生はドラグーンと呼ばれるクラスで構成されており、彼等彼女等はAU−KVと言うKVの中でも特殊でバイクへの変形機構を持つパワードスーツを操ることができます。
ドラグーン以外のクラスの能力者も聴講生という形で学園に足を運んでいるものも多い。

学園エリア最大の魅力は「学園」と「戦場」という、相反した2つのエリアを楽しめることです。
平穏と喧騒。両面を楽しみたい方はぜひ学園エリアへお立ち寄りください。

さらに詳しく知りたい方は
こちら  をご閲覧ください。


 よう、俺の名前はデラードだ。
 ここまで長ったらしい説明を聞かされただろうからアドバイスは簡潔にしておくぜ。
 何かと歴史ってのは難しいが‥‥なに、お前さんたちはその時正しいと思うことをやればいい。
 死んで銅像を建てられるより、生きている内に後悔しないほうが、よほど大切だぜ。

次のページへ