タイトル: 名古屋防衛戦 マスター:WTRPGマスター
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シナリオ形態:アンケート
難易度: 特別
参加費: 無料
参加人数: 無制限
報酬:回答者にアイテム支給
備考:なし
決行日時:
2007年12月28日20:00
〜2008年1月7日9:00

■オープニング本文
 西暦2007年、この年は人類にとって忘れられない記念の年となった。メトロポリタンXを落とした、あのギガ・ワームの撃墜に成功したからである。
 その一報を受けたラスト・ホープ、そしてUPC各軍は歓喜の渦に包まれた。しかしそれからまだ一月も経たない12月末、ハインリッヒ・ブラット准将はラスト・ホープ島UPC戦略軍へと赴いていた。
 UPCには世界の各地域を担当する統合軍の他、2つの別組織を抱えている。1つは特殊作戦軍、能力者を主体とした軍隊であり、大規模作戦の際には遊軍として活動する部隊である。
 そしてもう1つが今回准将の訪れた戦略軍、そこはバグアに奪われた土地を取り戻す失地奪還用軍である。准将は防衛戦の勢いが失われる前に、攻撃に移るつもりだったのだのだ。

 だが攻撃に移るとなると、数々の問題点が浮上してくる。攻略難易度、今後への影響、そして各国からの要望である。それらの問題を踏まえた上で、戦略軍は4地点まで絞り込んでいた。

 1つはアラビア半島である。アラビア半島といえば世界一の石油埋蔵量を誇る地域、攻略対象であるドバイにもいくつか油田が存在する。KVや各種兵器開発にも拍車がかかることだろう。
 さらに、もしアラビア半島全体から、ヨーロッパ戦線と合流することができれば、ロシアに突出しているバグア軍をアフリカと分断することができる。
 しかし問題点も多い。第一にドバイ一帯がバグア支配地域であること、第二にアラビア海に面していることである。
 現在KVでは水中適応はかなり低い。ドバイに向かうには空を飛ぶしかなく、衛星を押さえられている今、攻撃に移る前に発見する可能性が高い。インドを拠点としているメガ軍事コーポレーションのマルート・スタン・インディア社が協力を約束しているが、攻略難易度が高いことには変わりない。
 戦略上の重要地点であるという認識とは裏腹に、衛星もなく敵戦力もつかめていない現状で、果たして奪還などできるのかというのが、及び腰となっている理由である。

 次の対象はアメリカ、五大湖周辺である。
 北アメリカは現在地球上で最も激しい戦闘区域になっているということは周知の事実であるが、戦況は決して芳しいとはいえない。
 既に工業地帯は前線と数キロしか離れておらず、敵軍の絶え間ない襲撃に悩まされている。
 五大湖南部のエリアを確保することは、長期的な戦闘計画において大きな意味を持つ。

 三つ目にイタリア半島である、
 現在イタリア半島は、比較的善戦を続けているヨーロッパ戦線において、敵の進出を許している。
 既に一部においてはバグア陸軍の上陸を許しており、最悪の場合戦線が崩壊する危機もある。
 再三、イタリア半島からのバグア駆逐作戦は展開されているが、現在のところ敵軍を一掃するに至っていない。
 大規模作戦により、半島から敵戦力を一掃することが、安定したヨーロッパ戦線構築のためには必須であるといえる。

 そして4つ目に北京がある。
 既に重慶に遷都した中国ではあるが、周囲を敵に囲まれている北京は孤立無援の状態であり、UPCからの援軍も届いていない。
 同都市は現在バグアからの大規模な攻撃はおこなわれていないものの、救援がのぞまれている。

 攻略難易度と今後への影響を考え選ばれた4都市、どの都市を選択するかでバグアの今後の戦力も変わるだろう。しかし偵察部隊が判断材料が少ない上に、各国の利害関係が絡まって話がなかなか纏まらない。
 そこで准将が1つの提案をした。
「前回の名古屋防衛戦において、勝利の立役者となったのは傭兵の能力者でした。そして今検討中の攻略作戦も、彼ら彼女らの活躍無しでは語ることができません。もちろんそれだけで次回の作戦が決まるわけではないですが、危機意識の共有といった視野で、彼らに意見を聞くのもひとつのプランでしょう」
 戦略軍は最初こそ、今回の会議には関係ないと反発したものの、前作戦の立役者ともいえる准将の意見に最終的には同意する。
(「‥‥こうでもしないと纏まらないとは。もう少しこの組織にも、強いリーダーが必要だな」)

 アンケートには准将の言葉が添えられている。
「今まで私達は、バグアの攻撃の前に防御のみを選ばされてきました。しかし名古屋防衛戦に勝利した今、私達は遂に攻撃に転じることが可能となっています。この好機を逃す手はありません、このままバグア駆逐するのです。全世界の能力者に命じる、選び抜け。私達の勝利の第一歩となる都市を自らの手で選択するのだ」

Event illust : Kuratch!  

■解説

基礎情報 日本近辺戦略図および敵味方戦力分布

追加情報1 敵新型兵器『ギガ・ワーム』に関する調査報告
追加情報2 世界メガコーポレーションについて
追加情報3 ガリーニン・出撃までの経緯
追加情報4 ミハイル・ツォイコフ中佐・人物像
追加情報5 第1回戦功一覧
追加情報6 第2回戦功一覧
追加情報7 第3回戦功一覧

冴木・零

イラストレーター:Kuratch!

UPCからアンケートがきているみたいね。
私たちは確実に強くなってきているけど‥‥
その力をどこに使うかが問われているのかもしれないわね。
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