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●ゾディアック・その人物像について



●ゾディアック・その人物像について


『ゾディアック』
その名前が初めて人類の耳に届いたのは、ブライトン博士のラジオ放送が始まりであった。
名前の羅列と共に発表された彼らについては、
「最新機体を奪われるというカプロイア社の失態」と共に
またも現われたバグアの脅威として大々的に各種報道機関や週刊誌などを賑わし、
真偽すらも定かではない情報が飛び交う事態となった。

UPC軍は当初、ヨーロッパ攻防戦の最中であり、軍の動揺を懸念してこの情報を公開しなかったが、
噂がみるみる内に拡大化し、かえって兵士の心を乱す結果となってしまったため、
ヨーロッパ攻防戦の一応の終結に前後して、彼らの氏名と写真を公開することを決断した。

そしてUPC軍から発表された公式情報に、人々はまたも驚愕する。
ゾディアックと呼ばれた13全員の容姿は、いずれも地球に生を受けた、
我々と寸分違わない、紛れもない人類であったからである。


「わけもわからない、恐竜のような生物の姿をしていたバグアとの戦争である頃は幸せだった」
 UPCを退役した老人は語る。
 バグアが地球に現われた頃、人類はSESもKVも保持しておらず、その存在は確かに脅威であった。
 だが、人類の姿を借り‥‥奪い、現われた彼らは、既に我々の中の一部となっていることも意味している。
 外への脅威が、内への脅威と変わったことの意味は計り知れないほど大きい。
 
 
 昨日の友人が、あるいは隣人そのものがバグアであるかもしれない。
 その脅威は、未知なるものの存在と比べてよりリアルに、我々を危機へと駆り立てるのである。
 



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