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【資料】
●国家情勢
・ベネズェラ
もともと南米の技術大国であったこともあり、バグア領となった今では強固な要塞国家となっている。
大規模作戦『ボリビア防衛作戦』にて、ネブリナ山を要塞化して作った巨大砲『シパクトリ』の存在が確認されたが、UPC軍・ULT傭兵によって破壊される。また、その際にギガ・ワームを出撃させたが、ゼオン・ジハイドのキュアノエイデスと融合した後、撃墜された。
現在は戦力の建て直しと防衛、エクアドルへの支援を重視していると見られ、大きな動きがない。
現在は防戦に徹しており、目立った動きがない。エクアドルへの支援は縮小傾向にある。
・エクアドル
バグア占領下にあるが、コロンビアが人類側に奪還されたと同時に、ベネズェラなど他のバグア領から切り離された国。
国内はその地形や戦力配置から、コスタ(太平洋側)・シエラ(アンデス山脈地域)・オリエンテ(アマゾン地域)の三地域に分けられる。
豊富な海洋戦力の他、ヒュドラなど最新鋭のワームを多く有しているが、UPC南中央軍とULT傭兵の協力により、コロンビア側の3つの防衛拠点を始め、国内中央のコトパクシ火山要塞・チンボラソ山氷河要塞が陥落。旧首都のキトは、バグア軍の謀略により破壊された。
国内のバグア軍本拠地は港湾都市グアヤキルにあり、UPC南中央軍はその包囲に成功した。
・コロンビア
石油精製会社パンデミア・マテリアル社の創立者であるパンデミア・モントーヤがバグア側に加担し、バグアによる恐怖政治が確立。
昨年よりおこなわれた連動作戦において主だった基地がほぼ制圧され、首都を中心に再び人類統治が始まった。現在は、国内に残された多数の野良キメラの駆除が進められている。治安の向上には時間がかかり、未だ競合地域の域を出ていないが、状況は徐々に改善されつつある。
2011年1月には、キメラ闘技場の制圧に成功。それまでに撃破された者を含めキメラ四天王3体・バグア四天王2体を破るも、キメラの研究資料などは一部が持ち出され、残りは抹消されていた。
・エルドラド
コロンビア、ペルー、ブラジルに隣接した都市規模の中立国家。
国家としての体制を保てているのは未完成の軌道エレベーターを改修したマスドライバーの存在であり、UPC南北中央軍の混成部隊の駐留がなされている。
マスドライバーを中心とした円形に広がる都市で、中心にUPC軍の駐留地、その周りをエルドラドの心臓ともいえる事務所、学校などのある市街地、さらに近年開墾の進んだ農地が広がっている。
・ボリビア
国王は弱冠16歳の少年、ミカエル・リア。
王制を再起すると共に中立を宣言していたが、大規模作戦『ボリビア防衛作戦』でバグアの侵略の危機に晒され、UPC軍とULT傭兵の協力によりそれを退けた。国内の情勢は安定の方向に向きはじめ、現在はUPCの加盟を果たしている。
『ボリビア防衛作戦』前後の国内の混乱には、国内最有力運送会社のオニール・トランスポーターが関わっていたと見られるが、首謀者の国外逃亡・死亡に伴い、収束に向かい始めた。
現在は南米各地への援軍派遣の他、親バグア国家ペルーとの交渉を成功させるなど、周辺国家に劣らぬ活躍を見せている。
・ペルー
表面上は打倒バグアを謳いながら、親バグア国家として機能している国。
主にエクアドルバグア軍を支援していたと見られ、UPC軍に対しては非協力的な政策を取り続けていたが、エクアドルバグア軍の劣勢を受けて態度を軟化させる。
隣国ボリビア国王の尽力により、グアヤキル決戦において、限定的ながらUPC軍への協力に合意した。
●関連用語
・ヴィエント
スペイン語で”風(Viento)”を意味する鹵獲強化KVもしくはそのパイロット。
黒い悪魔を思わせるフォルムは見るものに恐怖を与え、また独自の圧力砲を持っている。
北米で鹵獲したイビルアイズを生体部品で改造した機体であると考えられていたが、イビルアイズ撃墜後にディアブロ、西王母、アヌビス型が現れ、撃破された。いずれもコックピット内にパイロットが確認されておらず、未知のシステムを用いた新型機動兵器であると考えられる。
最後に確認された機体は、陸戦機スカイスクレイパー型である。
・キメラ闘技場
新型キメラの性能チェックや、親バグア派の人類のための娯楽施設。
ペルーの国境付近のジャングルの奥地にあり、多数のキメラや強化人間のほか、『キメラ四天王』『バグア四天王』といった強力な戦力を有していた。2011年1月、UPC軍の攻撃により陥落。
『バグア四天王』のうち、サント・マスカラード、クシィーの死亡を確認。
残る2体のうち、ゼーファイドはエクアドル国内にて撃破された。A・J・ロ・ユェラはコトパクシ火山要塞にて敗走後、グアヤキルへ後退したと見られている。
『キメラ四天王』のうち、デュラハン、アズラエル、パンデミア・モントーヤの死亡を確認。ケットシーはキメラを率いて南中央軍を悩ませるも、敗走して力を失い、一人の少女との出会いと別れを経て、キメラ研究所にて静かな最期を迎えた。
・グランマーゴイ
3機のSESドライブに3人乗り、3種のカテゴリジャミング中和装置を搭載した特殊な15mKV。
開発者の趣味で、トリコロールカラーという目立つカラーリングの上、ゴテゴテしい外見をしている。
ジャパニメーションの『スーパーロボット』を彷彿とさせる。
・シパクトリ
アステカの神(水蛇)の意。ベネズエラ南端のネブリナ山要塞に設置されていた長射程光線砲。
アマゾン川をマナウスから北西に遡ったアラカ川流域のホラディラダムから得た電力を増幅してエネルギー源としていた。
『ボリビア防衛作戦』にて使用されたが、UPC軍・ULT傭兵の攻撃を受け無力化された。
●関連NPC
<UPC軍>
ジャンゴ・コルテス大佐
年齢:51歳
クラス:グラップラー
経歴:
UPC南中央軍で今回の密林戦線(ジャングル・ザ・フロントミッション)の総指揮官を務める。
48歳の時に能力者として目覚めていまだ前線で戦い続けることのできる猛者。
渡り歩いた戦場は数知れずという歴戦の兵士であり格闘家という一面を持っている。
年若い娘に甘く、テキーラを好む独身。白髪交じりのオールバックの髪形で軍服をきっちり着こなす。
生前のソフィア・バンデラス准尉と恋仲であったという噂がある。
<バグア軍>
ソフィア・バンデラス
年齢:22歳(死亡時)
クラス:バグア
経歴:
過去にはグローリーグリムと名乗り、シェイク・カーンらと一時行動を共にしていた個体。南米バグア軍の総司令官と考えられている。
南米バグア軍の総司令官であるが、度重なる敗戦を経て、その権威は『ボリビア防衛作戦』以前とは比べ物にならないほど失墜していると推測される。
ヨリシロは、不安定な立場にある母国を守るため、バグアと戦うことを決意し、国外へ亡命した女性。
ジャンゴ・コルテス大佐の補佐官(准尉)として勤勉に働き、ミス・ボリビア時代の知名度と美しい容姿から、兵の士気を高め鼓舞するアイドル的存在だった。そして一方では、授かった我が子の誕生を心待ちにする一人の女性でもあった。
しかし、コロンビアのメデジン基地残敵掃討任務の最中に死亡。グローリーグリムの憑依を受けた。
ルイス・モントーヤ
年齢:40代
クラス:一般人
経歴:
パンデミアマテリアル社社長。現在はUPC南中央軍により身柄を拘束されている。
コロンビアに関する情報を多数有しているため、今後のコロンビア攻略の一端を担った。
キュアノエイデス
性別:男性
年齢:20歳前後
所属:バグア
経歴:
ゼオン・ジハイドの9。
タカに似たキメラを伝書鳩のように従えていた青年。
大規模作戦『ボリビア防衛作戦』において、ソフィア・バンデラス(元グローリーグリム)への友誼から無理な作戦を遂行したが、傭兵とUPC軍の前に阻まれた。最後はギガワームと融合して異形の怪物となり、UK弐番艦を道連れにしようとしたが、果たせずに倒れる。
<中立>
ユイリー・ソノヴァビッチ
年齢:21歳
クラス:一般人
経歴:
現在のエルドラド代表。
一般人でありながら、北米では五大湖解放の署名を行ったりエルドラドでは自ら銃を持って戦いに出るなどジャンヌ=ダルクのような活躍を見せる少女。
一人で抱えこむことも多く、内面に弱さを抱えているが支えを得ながら国の代表として頑張っている。
<ボリビア>
ミカエル・リア
年齢:16歳
クラス:一般人
経歴:
ボリビアの現国王。
初代国王の暗殺と共に即位したが、若年であるが為に発言力が無く、国外からは『お飾り』と揶揄されていた存在。
『ボリビア防衛作戦』を巡る流れの中で、国王としての自覚と責任に目覚めた。UPC加盟、諸外国との国交回復を始め、国家の建て直しに尽力している。
マガロ・アルファロ
年齢:50代
クラス:一般人
経歴:
ボリビアの摂政。
現国王ミカエルが若年であるために摂政となり、政治の実権を握っていた。
強硬な中立維持派であり、一時はミカエルと対立する姿勢すら見せたものの、『ボリビア防衛作戦』を経て和解。
ミカエルとともに、ボリビアのUPC加盟を決めた。
カルメン・オニール
年齢:10代
クラス:一般人
経歴:
ボリビア国内で最大のシェアを誇る運送会社『オニール・トランスポーター』経営者の娘。
オニール・トランスポーター自体は国内で優良企業として認識されていたが、『ボリビア防衛作戦』前後に親バグア派の疑いが浮上し、調査が進められていた。
カルメン自身はエクアドル方面へ逃亡し、バグアの生体兵器を操り追手のULT傭兵を退けようとするも失敗。その場で死亡した。
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