▲ F-201Aの発展型新造機のCOPKVとして
開発されたF-201E。
  外見の差異はほとんどない。
<写真提供:フロントライン・ネットワーク>
 2010年7月。ドローム社がCOPナイトフォーゲルなる新カテゴリ兵器を
7月14日に販売することを発表した。
  当編集部は独自の情報ルートを通じて
   いち早くCOPナイトフォーゲルの全容をお届け! 題して、
 
 ナイトフォーゲル VS COPナイトフォーゲル!
 
 ドローム社の役員から軍事評論家ら有識者のコメント、果ては心底どうでも良い事まで、独自の観点から硬軟織り交ぜた記事をお送り致します!

●そもそも共通運用計画とは?
 両者を比較する前に、そもそもCOPナイトフォーゲルとは、一体何なのだろうか?
 ドローム社の広報によると、「共通運用計画(Common Operation Program)」とは、ドローム社において研究されていたナイトフォーゲルのUPC正規軍における運用効率化を目指した計画とのこと。(※まだ、採用は確定していない)
 その頭文字をとって、COPナイトフォーゲルなのである。
 その概要は、装備をすべて専用武装にしてしまい、装備交換ができないのと引き換えに装備品の最適化を図るというもの。
 ご存知の通り、通常のKVは機体の装備力とスロットの数が許す範囲で多様な装備が可能であるけれど、COPKVはそういた互換性をすべてうっちゃった代わりに専用装備を効率的に使えるようにしたということだ。

 今回、このCOPKV化された機体はS-01、R-01、そしてフェニックスである。
 最も普及していたS-01、R-01は運用インフラが他機種よりも充実しており、それらを再利用できるS-01とR-01のCOPKV化は費用対効果に優れた兵器として期待されている。一方、高級機を低コスト化する方向性の模索として高性能機フェニックスのCOPKV化が行われた。
 こうした運用コストの削減は正規軍にとっては大きな恩恵をもたらすだろう。
 もっとも、初期費用を払えばよいだけの傭兵にはまあり恩恵のない話であるが。
 次項では、いよいよKVとCOPKVの比較を行っていこう。

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