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ドローム社が開発した大型KV。初の多脚多腕KVであり、その異様な形状から魔人型とも言われる。 全領域対応と高い拡張性の両立を目指した万能型KVであるが、技術的に新規の要素は少ない。 飛行型をベースに機体構造に耐圧構造を盛り込んだことで、限定的ながら潜水能力をも備えている。 万能化の代償として、単体の性能は価格に比して控え目であるが、拡張性の高さによって補う発想である。
機体愛称は独特の歩行形態から想起されたメソポタミアの伝説上の蠍人間の名が由来。 愛称から連想された蠍座α星アンタレスに因み赤を制式色とする。 また、その鋏にあたるブラストシザースはレーザー砲内蔵のサブアームで、 格闘武器を保持することにも使用できるが、空中では武装を使用することが出来ない。
走行性能は十分とはいえず、尾に似た形状の偏向スラスター内蔵可動肢、脚部にホバー推進器を搭載。 最低限の機動性を確保している。 AU-KVに対応している。
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