PT-056 ロジーナ
・本国仕様の改良機
・PT-056M ノーヴィ・ロジーナ
プチロフがロシア本国向けに開発した機体。
輸出用であるPT-056ノーヴィ・ロジーナと実質的にほぼ同じ機体であるが、正規軍での運用に適したマイナーチェンジが施されている。
極東ロシア戦線、己丑北伐、バレンタイン強襲戦などの戦果によってロシア方面の戦局が落ち着いてきたことから、祖国防衛に特化したPT-054ロジーナ(本国仕様)だけでは今後の国際戦略に乗り遅れると感じたロシアが開発・生産を進めていたものである。
PT-054K以降のロジーナ・シリーズにおける装甲の強化と燃料タンクの増設を引き継いでおり、PT-054ロジーナに比べて遠征に適しており、最前線での過酷な環境にも耐える稼働率の高さはそのまま保持されている。
マイナーチェンジの内容は、ロシア軍組織における運用最適化の為の小改造に加え、兵装の固定武装化があげられる。
正確には機種ごとに統一された武装の運用能力のみを付加するもので、機体と兵装システムを一体化させている。傭兵の機体は多彩な武装を行う為の余裕を十分に取っているが、本機では装備可能な武装を限定することで武装運用システム全般の最少化に成功している。
完全武装時の総重量も傭兵向け機体に比べて軽減しており、弾薬類も統一出来る為、軍組織での運用効率は非常に高い。任務に応じた複数のバリエーションが存在している。
2010年4月末、北アフリカ進攻作戦に投入される。