なので当然、リッジウェイには何らかの武装を施した状態で比べるべきだろう。かといってリリースされているKV用装備の中から最強の武装を選んでいては比較にならない。そこで、リッジウェイの積載能力を参考にした。
リッジウェイは重量級の機体で、その重量はおよそ52t。同じ陸戦用KVであるスカイスクレイパーと比べても遥かに高い積載能力を誇り、様々な武装、装備を施す事が可能だ。
となれば、リッジウェイが火力でM1に劣るという事は無い!
状況次第で武装を選択可能な汎用性を加味し、この勝負はリッジウェイの判定勝ち!
●防御性能
M1戦車は従来の戦車と比べ、足回りも十分強化されている。
何故ならば、車体を頑丈にせねば大型化した主砲を搭載する事ができず、機動性を強化せねば、大型化した車体を支える事ができなかったからだ。ただ、その強化はあくまで必要に迫られてのもの、最高速度は時速45kmと、やや遅い。
対するリッジウェイは、能力者の搭乗を前提とし、SESを搭載している。緊急時にはブーストを発動する事も可能。その重量に比べればまだ素早い――のだが、M1を大きく引き離している、とは言えない。ただ、本機は兵員輸送の可能な4脚装輪型で、戦闘時には搭乗する兵士達の生命を同時に預かる事になる。その防御性能は高い。
という訳で、防御性能はリッジウェイの勝利!
●乗り心地
長期の戦闘で重要になってくるの性能は‥‥そう、快適さ!
え? 何を比較してるのかって? 機体の乗り心地は大切なんです!
M1戦車はご存知乗員1名という新型戦車。特別乗り心地に配慮した訳ではないのだが、少なくともスペースは広々。サスペンションが少し硬い気もするが、砲戦を展開するにはやむをえないのかも。
対するリッジウェイだが、スペック上の比較では解らない、という事で我々はドローム社に潜入取材を慣行。ドローム社の開発員に頼み込み、実際にリッジウェイに乗ってきました! 潜入取材じゃないけど。
さて、リッジウェイのコックピットでまず驚いたのはその広さ。一人用の機体としては少し広すぎる気もするが――開発員の言葉を借りるなら、新たに搭乗した新クラス、ドラグーンに対応する為、この広いスペースを確保したのだという。そして実際の乗り心地はと言うと…満点! 戦場ではもっと荒い運転になるだろうが、平時であれば4脚の装輪は静かな運転も可能なようで、実験場での走行は非常に快適なものだった。
という訳で、攻撃性能でも防御性能でもなく、リッジウェイ一番の長所は、乗り心地!
異論は認めません!
当編集部の下した結論です!
以下、ドローム社よりの宣伝
∧リッジウェイは本日よりレンタル開始。傭兵の皆さんには180万Cで貸し出されるとの事です。レンタルをご検討の方は
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