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ギガ・ワーム、ビッグフィッシュと言ったバグアの巨大兵器に対する高火力支援攻撃機として発案された、一般的なKVよりも大型の機体。 空戦能力より中・遠距離の砲撃戦に比重を置き、戦車類の展開速度を上回る機動力を与える事で、高火力を有しながらも高い展開能力を有する、重量級KVとなった。但し、前述の機動力云々は、巡航能力と言う意味での機動力を指しており、こと空戦能力に於いては全翼機と言う形質の問題から、近接時での格闘戦などでは他のKVよりもやや低い傾向にある。 兵装は攻撃と命中に特化しており、その反面として知覚は低め。回避能力にも難があるが、防御と抵抗を高めるべく供えられた重装甲が生存率を高めている。また、本機体よりも先に実用化されたフェニックスが搭載している新型KV用エンジン『SES-200』の搭載が決定された事により、過去に問題点として挙げられていた機動力の面がやや改善されている。但し、この機体に搭載する際に独自の調整が行われており、その為にフェニックスが可能としたオーバーブーストを使用するだけの余剰出力はない。 固定武装として、200mmカノン砲を4門装備しており、余剰の装備容量は平均的なKVと大きな差異は見受けられない。また、試験機で採用されていた四連装砲は、生産性の面から二連装連動砲に切り替えられた。試験機同様に飛行形態・KVの双方で使用出来、4門が同時発射される。 AU-KVに対応している。
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