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MSIがホワイトフェアリー作戦への協力として提供したクリスマスカラーのデモンストレーション機。 EPW機(Early Presage Warning=早期予兆警戒機)であるピュアホワイトを鮮やかな赤色にペイントされ、まさに支援という名のプレゼントを届けるサンタクロースである。 EPW期機は衛星使用不能、劣悪な電波環境という特殊なバグア戦環境下において、既存の早期警戒機のように敵機の早期探査を目的としている。 持続的な監視と演算を行う為、高出力の電子戦装置、ESM、ヴィジョンアイといった観測機器が装備されている。これらの情報は味方に共有されるが、膨大な情報の処理に伴う搭乗者への負荷は大きいとされている。 高度な情報支援機という特性上、バグア側エース機体との接触は避けられないと判断された事から、限定的ながら戦闘力は維持されている。しかし、運用想定としては1機で1部隊の支援を完遂できる能力を持つとしている。
機種名の由来ともなった装甲表面のパールホワイト加工は高抵抗樹脂の特性によるものであるが、その上に塗装を施すと機能障害を引き起こす問題が発生した。 個性を重んじる傭兵にとって、こうした制限は士気と機体の売り上げに影響を与えることが懸念され、MSIの材質開発部は機体開発と並行して高抵抗樹脂にペイントを施す技術を別途に開発したものである。 本機は完成したカラーリング変更技術を示すデモンストレーション機として製作されている。
AU-KV対応。簡易ブースト使用可能。宇宙、空、陸に対応。
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