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ドローム社の元インペリューム系の技術者が集結して開発したR-02ストロングホークIIの改良機。 R系統の名を冠してはいるが、R-01のような特徴的な運動性能はなく、小型機ながらドローム製KVの中でも屈指の防御性能が特徴である。開発チームはこの防御性能を誇り、20世紀の名機に因んで「ドローム鉄工所」と呼んでいる。 また、本機のもう一つの特徴である応用型ブーストシステム『ストームブースト』は、強大な推進力を生むドローム独自の加速装置である。本機はこれを用いたヒット・アンド・ランや、ダイブ・アンド・ズームの一撃離脱戦法を得意としている。 唯一のR系統の特徴は、アグレッシヴ・ファングの正当な進化形であるバースト・アグレッシヴが搭載されている点である。バースト・アグレッシヴファングは、元のアグレッシヴ・ファングの攻撃上昇率を大幅に強化しており、一撃の威力ならば高級機にも引けを取らない破壊力を本機に宿らせている。 これら三つの特徴から、一撃離脱を可能にする装甲と足、加えて一撃の破壊力というまさに一撃離脱のために設計された機体となっている。 改良にあたっては、急降下に伴う対地攻撃や、急上昇による強襲攻撃を視野に入れ、急降下・急上昇時の命中向上を図っている。この改良により、ブレス・ノウを取り入れた本機は、R系統の血統をさらに薄くしたかもしれない。しかし、代わりに一撃離脱のコンセプトを突きつめた一つの完成形を生み出したと言える。 AU-KVに対応している。
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