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プチロフの開発した宇宙用重装甲KV。プチロフ初の高性能、高級KVでもある。グロームと似た設計思想の下開発されており、ラスヴィエートに2基搭載されているG光線タービンエンジンを倍の4基搭載。フレームを大型化することで耐久性を上げつつ、柔軟性に欠ける鈍い挙動を4基のエンジンにより得られる高い出力により補っている。 その他の装置に関してもラスヴィエートのものを踏襲。センサー、レーダー類などはサヴァーとの互換性もある。このため技術的な変化を伴わない代わりに、高い安定性と生産性を合わせ持つ。 特徴はラスヴィエートでも採用されたモジュール化装甲(追加装甲)に合わせて搭載された多数の機関砲群。 この兵器は機体特殊能力の発動の軸となるものであるが、実際のところはファランクスのように一定の法則に基づいて機械的に弾を撃つだけである。そのため、この制御に特別練力を用いることはない。 この「特殊能力に一切の練力を必要としない」ということこそが、練力消費が常に絡む宇宙戦闘に対する、プチロフが出した答えと言えなくもない。 なお、機体名であるニェーバ(ロシア語スペル「небо」)はロシア語で空を意味しており、固定兵装や特殊能力も、それに合わせ天候をイメージした名前が付けられている。 メインエンジンは4発式G光線タービン、姿勢制御系には反動推進スラスター、駆動系には流体圧アクチュエーター、コクピットにはC.Or.Eシステムを使用している。 AU-KV対応。簡易ブースト使用可能。宇宙、空、陸に対応。
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