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MSIが開発した獣人型KV。 航空機形態での戦闘力よりも人型による白兵戦を優先して設計された機体。主翼、ブースター周りもそれに伴って半ば独立化している。元々陸上専用の四脚型としていた物だが、急遽方針変換を経て白兵戦型へと生まれ変わった為、独特の鼻っ面と犬耳を持つ。 変形構造をシンプルにすべく、主要な推力を可動域の広い腰部ユニットに集中させている。元は陸上機であった本機を空陸両対応させる為の窮余の策でもあったが、その副産物はアヌビスの最たる特性とも言えるフレキシブル・モーションとして結実した。当初はパイロットの技量に依存する不安定さと潜在能力を併せ持つシステムであったが、立体的攻撃機動を事前にパターン化することでパイロットの技量に依らずに安定した性能を発揮するシステムになった。 積載数に制限はある物の、白兵戦用ラージフレア『鬼火』を搭載しており、近距離戦への対応を強めている。 用途を物理攻撃に限定し、さらに人型時格闘性能に特化することで戦闘能力に比して価格は低く抑えられている。 AU-KVにも対応している。
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