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電子偵察機として驚異的な低価格を実現した岩龍であったが、その機体性能の低さから損耗率が高い事を懸念した奉天北方工業公司が設計した新型偵察機。 高性能電子戦機は岩龍以降も他社から続々と発売されていたが、偵察機というカテゴリの機体はほとんど設計されておらず、ニッチを埋める形となった機体である。 開発の経緯は複雑で、初期案では斉天大聖として開発されたが、傭兵との意見交換を受けて骸龍として再設計される。しかし、その骸龍の装甲の薄さを懸念したUPC軍の要求で初期案の斉天大聖が改めて再設計されて正式採用されると二転三転してる。 しかし、傭兵と正規軍ではKVの使い方、考え方が違うこともあり、傭兵からの強い希望があった骸龍は、個別の斉天大聖に骸龍仕様の改修作業を施すという形で提供されることとなった。 武装用のスロットは少ないが、標準で高感度の偵察用カメラを搭載している。 H−223B骸龍はその高い機動性と速度を用いて敵陣から情報を持ち帰る、純粋な偵察機としての運用を想定されている。 骸龍最大の特徴として、標準的なヘルメットワームを凌駕する桁外れの機動性を誇る。 徹底した機体の軽量化から導き出される機動性は、被弾を一切考慮に入れておらず、一発の被弾が致命傷となる非常にピーキーな機体である。 なお、乗員の安全性を考慮し、コクピットブロックのみ重装甲が施されている。 可動式のスラスターを下方に向ける事で、垂直離着陸を行う。 離着陸の際にスクエア移動を必要としないが、行動力は通常通り消費する。 AU-KVにも対応している。
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