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「聖・真琴/ga1622」の提案を受け、そのコンセプトに沿った形での開発を行なった機体である。 カナードと前進翼という機動性を重視した形状に対して、多数のバーニアの反動による姿勢制御を付加する事で、本機は優れたドッグファイターとなる事に成功した。 加えて、ただでさえじゃじゃ馬な本機に対して、カプロイア社はツインブーストによる高推力を付加している。しかし、ブーストの推力を滞空に用いるモードと攻撃的に用いるモードの2パターンの制御システムを備えたのは、同社の新たな方向性を示しているのやもしれない。 また、本機は開発されたばかりの特殊なエネルギー変換装甲を強化することにより、VU時点で燃費の向上に成功している。 しかし、依然材質にエミタを含む特殊装甲は極めて高価であり、高級機の中の高級機であることに変わりはない。
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